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介護職員初任者研修(講座受講9回目)

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 前回から実技が始まり、9回目の講座へ。

教室に到着するなり私より早めに来ていた同講座を受講している生徒達は既にベッドメイキングを始めていた。私もなんだかんだいつもより早めに到着していたことに改めて自分自身で理解する。

 適当に受講前の準備を済ませ、気持ち的に身はひいているが私も一度、講座前に先週のおさらいベッドメイキングをしてみた。前回ポイントとなったシーツのメイク、ベッドへ寝そべる人の頭側の左右、隅っこ、角は三角コーナー。足が置かれる側の角は四角コーナーをイメージ通りにいくか試してみたかった。

 前回の講座終了後に自宅にてGoogleを開き、それらの画像を見ると案外すんなりと手を動かすイメージは固まった。その通りに着手してみると腑に落ちた。

出典・引用:Youtube,Google.com

 

…シーツをシワなく張る。

 ここでの疑問は左右に分かれ2人が左右の三角コーナー、四角コーナーに同時に着手していることにある。あくまで講座であり、練習でもあるので口はださないが…疑問は左右の2人が半ば同時にベッドメイキングの練習をしており、片方のメイクが終わるまで待つことなく、着手していることで永久に両端の長さとシワの張具合は思う通りにいかないということに着手している2人は気づかない。2人で、左右で少しづつシーツを引っ張り合っているのだから当然だ。第3者的に傍観している私にはそう映る。なぜ…声をかけあって左側が済んでから右どうぞ…のような声がかけられないのか。必死なのはわかるが譲り合いも大事だろう。そして視野と視点も必要だと思う。そこを踏めばあと少しだけシーツのベッドメイキングはシワがピンと張られ、本来の目的である褥瘡防止、予防の為にそれを行っていることが理解できるのではないだろうか。(余談ではある。悪意はない。)

 

 今回の講座メインは麻痺を患った方への介助シチュエーション。

先ずは、自演で上着(トレーナー等)、下履きズボン(スウェット等)を左側手足の麻痺状態を意識し、各自が自分の座る席で、椅子に座ったまま脱ぎ着した。とにかく想定できる片側麻痺感覚と手足の動きの状態を意識したあと、ベッドメイキングが済んでいるベッドでひとりがモデル(片側麻痺、ベッドに仰向けになる)ともう一人が介助側(持参した着衣を纏ったモデルの上下服を一旦脱がせ、講座、教室内に保管されている既定のパジャマを着させる)に分かれ行った。

当然のことだが片側の麻痺を自演し、着衣の脱ぎ着をしてみるだけでその大変さは理解できる。そして演習は介助がメインだが、モデルをすることで体感する介助を受けている側の気持ちを少しだけ知ることができた。介助を覚えることも大事だが、やはり介助される、されている側の状態を体感することは大切だ。

 介助側から届く声の大きさや、聞こえてくる場所、触れられる部分。どこをとってもデリケートな意識はつきない。

私は敢えて毎回モデルを買ってでるが、そこが狙いでもある。介助される体験を多く受けたほうが介助する側に立った時の立ち振る舞いや、言葉が変わり、より一方通行にならないと踏んでいる。

 

 講座は実技に入り、時間が過ぎる速度、体感も大きく変化した。座学をこなしていた時よりも誰もが早く時が経ってしまうことに焦りもあった。そして、順番に実技をおこなうということは、常に皆に見られながらなのでより緊張し声のトーンも下がる。

教室にはベッドが2台。生徒は10人程。2グループに分かれモデル、介助と2人づつ進行するが、実演しない他の生徒は手が空き傍観者と成る。

 実戦でそんなことはないが、不思議と注目を浴びてしまうこの練習の場は独特だ。BGMがあるわけでもなく、無音で進行するのでより介助側の声かけだけが空間で唯一の音で存在する。(耐え難い。)

 

 講座は実技に入り、脳も実技の脳に切り替わり、そして脳は座学を忘れて行っている気がする。

この点はやっかいだ。