観るつもりでいたドラマがいつのまにか第6話まで放送されていた 実家に帰省した際、寝る前に適当にTVがついていたから気づけた 野島伸司脚本：【何曜日に生まれたの】飯豊まりえが主役を務めている 彼女は野島伸司脚本で過去の作品にも出演、主演で【パパ活】渡部篤郎と共演している 今回も失礼ながら疑問に思う箇所は”ナゼ”飯豊まりえなのか 過去作【パパ活】でわからなかった回答が得られることをこのドラマ【何曜日に生まれたの】で勝手に期待もしている
だいぶ昔の作品ではあるが野島作品【聖者の行進】を例にあげたとしても野島作品を固める登場人物のキャラクターには大幅な癖が有り、尖った印象は誰が視聴しても手に取るようにわかった…演出？ わたしの母など「やりすぎで…少し失礼じゃない…」と溢していたくらいだ 確かに当時、未成年だったわたしですら直視は難しいキャラクター達が闊歩する作品が多いのが野島伸司作品だ わたしも表面上は否定的だが、内面では肯定している 口には出さないが内には秘めている 野島作品の過去を今だから可能なやり方でインターネット上で検索していくと…伊藤一尋*1エグゼクティブプロデューサーという名がほぼついてくる それは現代だから気づけたことで今まで全くもってノーマークだった 二人には共鳴するなにかがあるのだろうか…だが、しかし、今回の【何曜日に生まれたの】には名前があがってはいない
野島作品を観ていて感情を持って行かれるタイミングは大概決まっている
ウィキペディアにも簡単にそのようなことが書かれていたが、あまりにも言い得て妙だったので引用させて頂いた パーソナルな意見、弦の音が好きだ 弦に耳を持って行かれることが多い 弦楽器における音のズルさがみえる
野島作品ではテーマ曲も効果的に使われており、ドラマ評論家の成馬零一も1993年の『高校教師』（TBS系）の主題歌である森田童子の「ぼくたちの失敗」について、「歌詞が強烈で、作品全体の印象を支配しているといっても過言ではない」と評している。懐メロも多く登場し、1995年の『未成年』（TBS系）ではカーペンターズ、2001年の『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』（TBS系）ではABBAを起用し、それぞれのリバイバル・ブームのきっかけとなっている。これは昔から主役とバーターで主題歌を決められることに嫌悪感があった野島が、要求を拒否して自分が良いと思ったテーマソングを使い続けてきた結果であり、やがて芸能事務所側もバーターを諦めるようになったという。wikipedia
今回、悲しくも有難く【何曜日に生まれたの】第１話ラストシーンでセリフ、表情、BGMのタイミングが本当にうまい”間”で魅せられてしまった
相変わらず”沼”だなと思う
脚本家というところでいけば、バカリズムの枡野さんに非常に好意をもっているがそれとはまた別の世界観の話だ 今月号のダヴィンチで京極夏彦さんが30周年と新作を引っ提げてメインをはり、対談やらインタビューやらでページ数を多く取られている その中で京極推しの人々がデビュー作からのあふれんばかりの感想を短く猛烈に語っているようにわたしも野島伸司という人の作品には同じように卓越性という言葉では終われない、何かそれらに変わる、うまい表現があれば使いたいが語彙力がないので出来ないが諦めずになんとか伝えたいものだ
野島作品のドラマはいつもキャスト陣豪華なので取上げ出したら切りがない
今回は目新しかった「シシド・カフカ」名前が思い出せずに無言のまどろみがあったが終わりのテロップで明確になり助かった 思わず『ししどかふかぁっだ！！』と声を出してしまったくらいだ 確か幼少期から南米？アルゼンチン*2の方に住んでいて育ったと記載されていた TVで露出が増えだしたくらいの時期にトーク番組の一コマ、裸足でドラムを演奏する”心底、入っている”雰囲気は流石だった 俳優としてどうかはわからないが個人的におもうところ「てやんでぃ べらめい調」に私の意識には映っている とても好印象だ いつ作られたキャラかは不明だが独自路線を行っていて好きだ 失礼かもしれないがドラマ【SPEC】の結末の方に登場する栗山千明*3と被る
もう二人ほど脇を固める俳優をあげると…
ドラマ【先生のお気に入り】で好きになったトレンディ俳優・陣内孝則
ドラマ【蜜の味-taste of honey-】で奇行産婦人科医を演じ、目を惹かせた溝端淳平
結論として、脚本家が
飯豊まりえに桜井幸子をみたか
