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結局その後はどうするんだろうと思うが、征服したことが完遂なのか|映画【ソルトバーン】Saltburn

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 パッとしない青年。大学に進学するが友人もおらず、光が当たる陽気なグループに憧れる。誰しもが一目を置く彼とひょんなことがきっかけで交流を深める。そして陽気なグループ、憧れる彼の元に加入できた青年。大学の長い夏休みは、彼と彼の家族が住む豪邸で一緒に過ごす日々へ招待される。青年は見越していた。

 

長編監督デビュー作「プロミシング・ヤング・ウーマン」でアカデミー賞脚本賞を受賞し、一躍注目を集めたエメラルド・フェネルの長編監督第2作。「プロミシング・ヤング・ウーマン」同様にフェネルが製作・脚本も務め、特権階級に生きる人々の欲望渦巻く世界を背景に、美しくも残酷な物語を紡ぎ出す。

引用:

Saltburn : 作品情報 - 映画.com

 

 主人公を演じたのはバリー=コーガンという俳優。過去に視聴した作品【聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア】で類似するキャラクターを演じていた。

 

tanuma.hateblo.jp

 今回の作品も対家族であり、自身は学生である。物語の要素は違うがニュアンスは近い。謎解きというか、サスペンスが好みの方は入り込めるかもしれない。しかし、殺人もあり、人を欺く思考も多々描かれている。そこに嫌悪感がある人には好ましくない映像かもしれない。

 私の見解はサムネイル画像を見て、物語を途中まで進めた時に

「同性愛、憧れ」

というテーマだと思って視聴していた。

 それも要素して組み込まれているのだろうが、後半に触れればもっとディープな感情が写し出されている作品だ。

 主人公オリヴァー(バリー=コーガン)は不気味、嫌悪感を強く印象付ける。目をそむけたくなるシーンはあった。それが伏線となり主人公の闇を観ている側にも植えつけていた。

 

Saltburn

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