前に進むための場所

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サンマ

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”サンマ”が頭から離れなくなった

いつ食べるか?

どこで?

毎日変わらずに暑くて

それどころではない気もする

時期早々だ

近所に車を走らせていると

回転寿司が目に止まるが

なんだか少し違う気がする

レーンから流れてくる皿の上に

シャリと魚がのっている

それでクリアするのは腑に落ちない

頭の中で作り上げる秋刀魚は

一本であり

網焼きされていて

かぼすと大根おろし

添えてある

しかし、このスタイルを綺麗に完食できる

技術をわたしは持ち合わせていない

 

そんなことをうだうだ考えていたら

実家に顔をだしている姉からLineが来た

夕飯の誘い…

「もし来るなら、

何かみつくろって買ってきてくれ…」

と母の代弁も添えられたメッセージ

もう慣れてしまったが

いつのまにか

実家で食事をとる際は

追加の食材を依頼されるようになった

漠然とした言い方

「なにか、適当に…」

肉が欲しいのか?

魚が足りないのか?

野菜を求めているのか?

ヒントすらなく投げかけられる

この買い物に最初は困惑したが

今はもう、良くも悪くも慣れてしまった

わたしから発する言葉は

『はいはいっ~』

としか出ない

要約してしまえば

わたしが食べたい物を自分で選び

プラスαとして

他にも”みんな”でつまめる何かを

買ってきてくれという意味を含んだやり取り

事の発端がなんであったかを

思い出すことすら今ではもう

煩わしい

別に先方も特別な物を求めている

わけではないのだろうが

このやり取りをすると

なんだかスーパーへ行って

見繕うのも違う気がした

自身の目の保養、刺激にも

なるだろうと

遠くもなく、近くもない

どちらへも当てはめることができない

微妙過ぎる距離に位置する

道の駅へ行くことにした

 

店内を適当にみていると

【秋刀魚】があった

しかし、甘露煮だった

端的に言えば”好都合”だ

箸で持ち上げ

口に運べば

骨ごと完食出来る

なんだか”ズル”をした気分になったが

サンマを食べたという

事実が取れれば気が済むと思った

味はどうかと聞かれても

【甘露煮】だ

昔に、食べた記憶のある

www.koga-kanroni.com

【フナの甘露煮】

との違いはうまく言葉に表せない

『魚の種類が違う』

としか浮かばない

しかし、サンマを食べた

それだけは事実だ