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漢方薬販売店 好(ハオ)|【薬膳ラーメン】コレ食べた65

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 Why

薬膳のスープセットを療養の意味を含めて送った方からお返しに【薬膳ラーメン】を提供しているお店を教えて頂いた 善は急げで、特に理由もないのに足早に向かった その場所は栃木県大田原市に所在するので間違いなく近い距離ではない 分かり易く書けばその場所は直ぐに那須塩原市だ そのどちらの市をも跨ぐような場所に位置する道路沿いにあるお店 Google.Mapの表記では漢方薬売店と記載がある Mapでみただけだといつもそうだが勝手な立地や駐車場の雰囲気を頭の中で作り上げてしまう しかし、車でその場所に到着してみれば国道沿いでわたしが来た道からは右側に位置し、車を停められるであろうスペースは2台、3台が限界だろう しかも車の切り返しはペーパードライバーにはかなりハードルが高い道路から店舗に向かって勾配にしあがった路面  勝手な想像は国道から一本脇道を入り、駐車場は広く設けられているだろうと失礼ながらイメージしていた どこにいくにも1時間早めの到着を狙ってしまうわたしはその利益としてこういった駐車スペースが困難な場合に生かされる 誰も未だ来ておらず1番にそのお店が開店する5分前には伺ってしまうから この時も近隣に30分は早く到着してしまったが故に手前のコンビニで調整し【好(ハオ)】には5分前に着いた お店の人が動く感じが見えたので開店時間の10時少し前だがドアを開け進むと、特に問題なく案内され一段上がった店内には靴を脱ぎスリッパが用意された

店内中央には食事を提供し、飲食可能なようにテーブルが4卓程設置され2名掛け、4名掛けと少し窮屈そうにレイアウトされていた 左右の端、壁際には茶、乾燥食品、入浴剤が棚に並んでおり希望すればお茶の試飲も可能なようだ 店内に入って営業時間の案内を見返すと食事の提供は11時からのようだった 開店10時と同時には…という感じだったがそんなことを考えていたら「せんめい茶」というお茶を試飲させてくれた

この日、わたしが眼鏡をかけていたからか…「目に良いお茶なんです…」と添えられた

乾燥食品の棚をみていて前から気になっていた「サンザシ」を手に取り平静を装うが無音の店内で3対1は意外と緊張し、初めて訪れる土地 しかも本当の狙いは【薬膳ラーメン】であり、それは11時からと告知案内が掲示されてある

その時、お茶を提供してくれた方が『何かお探しの物があれば?』と声をかけてくださったので、すかさず「食事の提供は11時からなんですよね?」といやらしくも伝えてみた 返しは流石で『…ですが、ご希望であればお作りしますよ』と頂き、それに勿論甘えさせていただいた 次、いつ来れるかは不明だ 車で2時間は意外と遠い

朝鮮人参を起点としたスープに数種類の薬膳等を使用している 生姜、八角、甘草などなど…ひと口目は当然にスープに手を伸ばし味わうと思いのほか「トロミ」が凄かった あんかけまでいかないがとろりとしたシャバシャバ系ではない汁 複雑実が凄くて濃度が強い 口コミであったように食べているそばから体が温まっていくのが自分でわかる わたしも来ている上着を一枚脱ぐ始末 麺も「よくおわかりで」と言わせんばかりの丁度良い量とちぢれ麵の具合 スープがメインであるだろうことで麺は少な目だがスープを全て飲み干すことを考えれば少なくていい塩梅だ 盛られた「なつめ」「クコの実」等はフレッシュ感が強く自分が食べてきた物が別物のように感じた 食後に新鮮さを伝え聞いてみると「よくそう言って頂けるんです」と控えめなお言葉 なんとも上品だ

(味変も含めたオススメは着丼と同時に提供される、「穀物酢」『りんご酢』だ 提供側は「ラーメンに御酢なんて方もいらっしゃいますが…」と口にしていたがわたしは大の酢好きで逆に大変ありがたかったです 添えられたサラダにかけるドレッシングも酢系で大満足のランチと成りました)

帰りがけに母が左膝が悪いので「何かないですか?」と漠然な会話を求めてしまったがそこは相手はプロで店主登場 軽く症状のヒアリングをされ、私がわかる範囲でどういった事が大変そうか、痛そうかを伝えてみると店主が想像する限りの範囲で助手に調合する漢方の種類と配合を伝えティーバックにしてサンプルを用意してくれた これをとりあえず母が飲んでみて様子を見る感じを取って欲しいと頂いた 注意は当然「呑んだから直ぐに効果があるものではない、呑み続けて初めて効果を得られる物だよ」と添えられた… 思い立ち、突然に来てしまったがはるばる来た甲斐は大いにあった実りのあるドライブでした