今週のお題「やったことがあるアルバイト」
だいぶ昔の話だし、いまとなってはお店の状況もいろいろ時代にあわせて変化しているだろうな…
新宿南口を出て甲州街道を初台方面へ向かう
甲州街道沿いの信号交差点3つ目を左折すると
原宿警察署代々木2丁目交番があり
それを横目に通り過ぎると到着する
【カキフライ】が有名なお店
当時、こちらのお店は昼と夜の時間帯で営業形態が分かれていた
googleでみてもそれは変わらない感じがする
昼のランチタイム限定でアルバイトをさせて貰った時期がある
お店間取り、作りは正面から入ると奥に長い長方形
店内中央、左側からも入退店可能なドアもあり、営業中は暖簾が掛かり開放されている
定食をメインに”おかず”を選ぶスタイルのメニュー構成
組み合わせの例えは…
【カキフライ】+焼き魚
イカフライ+肉豆腐
焼き魚+煮魚…なんて2つとも魚をチョイスするお客さんもいた気がする
とにかくメイン、”売り”は【カキフライ】だった
確か当時は広島県産を使用していたと記憶しているが…
小ぶりな実の引き締まったカキを2個併せて1個のカキフライが揚がる
それが皿に4個盛られるのだから一人がランチで食べる牡蠣は8個と成る
食べてみると意外とお腹は膨れる
勿論、味も格別だ
油が良いのか、パン粉が上質なのか、絡む卵のブランドか…
どこかに要素は隠れているだろう、その【カキフライ】は旨い
火の通り具合もベストだ
四角い盆で提供される定食の中身は
チョイスメニューの揚げ物各種や、焼き魚または煮魚をメインに
白飯がつき、味噌汁添えられて小皿に「切り干し大根」と『浅漬け』が少量付いてくる
白飯の大盛は+¥100だったかな…あの当時で…
(店内を仕切る女将さんに顔が気に入られると白飯大盛無料になったりしてたな)
この女将さんが代々木2丁目界隈でけっこう知られた方のようで
器量が良く、よく言う”チャキチャキ”な人と表現すれば一致するんだろうか
とにかくキャラが強かったし、ランチの売り上げの要因でもあるんだと感じた
とにかく毎日並ぶお店で、雨の日も傘をさし並ぶ光景が印象的なお店だった
(雨の日に並んでいると雨の日来店サービス券なんてのも配り、待っているお客さんを飽きさせずに振る舞い…しかもその”雨の日”サービス券はその日の会計で使えていた筈だ)
意外と東京、新宿甲州街道を右手に構え、住所は代々木という人が溢れる程いる土地でも辺りを見回すとランチタイムだから並んでいるというお店は少なかった
ましてやメイン通りから1,2本裏手に位置する場所
根強いファンが多いし、お値段、ボリュームを考慮すると大満足のランチ定食なのだろう それは今も変わらないだろうしブラッシュアップしている光景をGoogle.mapから覗いて見ても理解できる
オフィス街から少し離れた場所にあり、貴重なランチタイムにオフィスを出て、直ぐに食べれられるかどうかもわからない場所に並ぶ人たちが後を絶たなかったお店
限定された時間内で利益を生む営業スタイルはとにかく学ぶ物が多かった
客席は約30人強入れば満席であり、5回転もすると150人の来店
1度6回転近くまで大繁盛した場に立ち会ったことを記憶している
思い返せばやはりまた食べたくなる【カキフライ】
折りを見て久しぶりに足を運びたい
(※昔の体験談のためお店の状況は現状との差異が多々あると想定します※)