日本語吹替え版は「中尾ミエ劇場」と化す。ディズニー映画【ミラベルと魔法だらけの家】MovieNEX

ちまたでの作品テーマは家族愛と自己発見。
コロンビアがモデルとなり、主人公だけが一定の年齢で受けられる一族のギフトを開花させることができずに自問自答を繰り返す日々に見た先にあるもの。
毎回、ディズニー映画を観賞すると思うのは若い時代にこの作品に触れ、10代、20代で提供された気づきを感じることができたら先に見る物、視野が広がるのではないかという雰囲気がある。家族愛と自己発見は少し押し付けになってしまうかもしれないが自分の周りに起きている才能とその才能がない自分を比べても、どこまでもいっても解決はない。それよりももっと大切なことに気づけるかという部分は大事なのではないだろうか。
本編、物語はミラベルの姉イサベラがマリアーノというイケメンにプロポーズをされる食事会、ディナーから真骨頂。盛り上がりを見せると感じた。個々の能力をテーブルを囲むように椅子に座った家族が順番に自らが持つギフトを自然にお披露目しながら”ある話題”をリレーしていく。(終始マリアーノはマザコンに映った…)
日本語吹替え版を先に観賞したから、だからというわけではないが…
2番目の主役のような立ち位置にいるミラベルの祖母、アルマおばあちゃんの声優担当は【中尾ミエさん】懐かしい名前だなと感慨にふけるが個人的な記憶と印象からか始まりから終わりまで完全に中尾ミエ劇場と化した。それだけ声のインパクトが強いのか歌手、女優であることを知らない現在のユーザー陣はあまりピンとこないかもしれないが私は幼少期からTVを通し【中尾ミエさん】を知っている。ドラマなどでも頻繁にその声と顔を観ていた。その声がこの作品【ミラベルと魔法だらけの家】を支配したように思えた。ネガティブはない。それだけの実力者なんだと感じた。
担当声優の流れでいえば、ミラベルの姉のもうひとり、パワーのルイーサ。日本語吹替担当は【3時のヒロイン・ゆめっち】こちらは前述した内容とは逆に情報を得なければ気づかなかった。(ファンはやはり気づくのか??)そして、印象とは裏腹に声優として巧く個性がしっかりしてることで私にはわからなかったと言える。
映画やアニメで担当声優に気づけるか否かなどその俳優を好きでなじみがあるか、強いインパクトがあり印象強くイメージが残されているかどうかだけかもしれない。個性が担当したキャラクターにそのままのっているとか、今回のゆめっちのように声優を担当するイメージがないなかで3時のヒロインのコントを思い出してみても”声”の個性は思いもよらなかった結果だ。
ディズニー映画作品を観て毎回驚かされる点はキャラクター達の顔の表情、柔らかさにある。AIが当たり前になる以前から人間が会話している時の自然な癖を巧みに映し出している。まばたきのタイミングなど。静止画はあるはずのない映画の中で当たり前に人間のような瞬間的動作が繰り返し表現されている。何度見ても、別の作品でも、これはいつも深く感心してしまう。
現在ではおなじみになったディズニー映画作品のMovieNEX化。2013年頃から施行、日本独自のパッケージ定義とのことだ。各作品をMovieNEXで視聴するとボーナストラックが収録されている。今回は【ツリーから離れて】という日本語タイトルでアライグマに焦点を充てた内容で、ミラベルに少し連動しているかは微妙だが家族愛と自己発見には触れていたようにみえた。短編だけに見やすいが内容が薄いわけでもない。ショートでも濃いのがディズニー映像の強さでもあるように映る。
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