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当事者ではない、2人の不条理。|映画【水は海に向かって流れる】

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対象年齢は高校生から26歳ぐらいまでかなと視聴しながら感じたのが素直な感想。終わってみれば講談社さんの少年マガジンKCDX*1からというクレジットがエンドロールで入っていた。毎回毎回ユニークな印象というか最後に「へぇ~」を口にさせて頂けるのはエンドロールだな。この物語の最後もなんともいえないが、話の関連性はございませんがエンドロールでBGMとして流れたのは多分スピッツだと。物語そのものは、すごく古い作品にはなるがボーイズビー(BOYS BE…*2のような視点だと感じてしまったな。特に2番煎じとかそういった類を口にするつもりはないが、設定が特殊な物語だった。

 

テーマは不倫であるが主人公2人はその不倫をしていた男性側の息子:高校生と不倫をしていた女性側の娘:現在フリーター? この2人がシェアハウスで偶然に出会う。しかも不倫をしていた当事者達も登場する。寝取られた父も登場する。主人公少年は高校生。主人公女性は26歳くらい。なかなか難しい設定だと思った。なくはないだろうがそこは創作ということで需要は確かにあるのだろうな。なかなか見ていて辛い点も少しあった。

 

若い、青い、こちらが恥ずかしくなるようなソコが売れるポイントなのか。売れたかどうかまではリサーチできてはいないが。やはりボーイズビーに近いニュアンスはある。当時ボーイズビーが週刊で掲載されていたからマガジンが発売された翌日は「お前ボーイズビー読んだだろ~」なんてからかうクラスメイトもいたぐらい少年誌に恋愛物が掲載されると冷やかしのネタになっていた。私は好みでそういった類も読み漁っていたので臆することなく普通に読み、からかわれても反撃するタイプだったのでなんてことない時間ではあったが。ソコ、恋愛等をネタにされていじられると駄目なタイプの男子もいたのは確かだ。少年ジャンプに掲載のビデオガール(電影少女*3しかり。

 

この作品の広瀬すずさん、メイクがケバ?強かった印象。メイクを前面に強く出してキャラ作りだったのか?どのシーン、太陽光、ライト?でもメイクが印象強かった。…とエンドロールに(広瀬すずメイク担当)と一人だけ専属メイクの担当者がクレジットされていた。凄いですね。そういうものなんでしょうが、業界的に?あまり目にしたことないのでおこがましいですが感心してしまいました。全体的にクローズアップが広瀬すずさんだったような作品でもありますからね。最後の方の衣装とネイルは海に合わせたように、海岸、浜辺へ移り海と広瀬すずさんが映えるような映り方していましたね。色の濃いワンピースがとても綺麗でした。

 

余談は坂井真紀さんが不倫母役でいらっしゃいましたが…昔はいしだ壱成&豊田真帆&坂井真紀で朝からワイワイワイドショーをにぎわせてましたけど…俳優さんだから不倫役はまわってきてしまうんでしょうかね。生瀬勝久さんはやはり仲間由紀恵阿部寛のドラマTRICK(トリック)での役が好みですね。そして高良健吾さんが微妙な役回りでキャスティングされていましたが映画【横道世之介】での役柄が印象深くあのときから私は抜け出せておりません。

横道世之介 : 作品情報 - 映画.com

 

…とまあ頑張って観賞した【水は海に向かって流れる】主人公2人の恋は成就したと私は推測しています。

 

eiga.com

 

*1:講談社の漫画レーベル(こうだんしゃのまんがレーベル)では、日本の出版社である講談社が刊行する漫画単行本レーベルを列挙する。レーベル名の下に記載されている雑誌名は、対応する主な漫画雑誌である。講談社の漫画単行本は原則として雑誌名に「講談社コミックス」またはこれを略した「KC」(Kodansha Comics) を組み合わせたレーベルから発行される。ただし、『少年マガジン』系列誌の単行本は雑誌名を含まない「講談社コミックス」が奥付記載の正式名称となっている。
かつては背表紙のレイアウトも統一されており、作品名と作者名の間に「K / 雑誌名 / C」を3段で組んだロゴが使用されていた。
秋田書店と並び、他社(小学館集英社)の単行本に比べると高さが多少低いのが特徴である。引用:wikipedia

*2:BOYS BE…』(ボーイズ ビー)は、イタバシマサヒロ板橋雅弘)原作、玉越博幸作画による日本の少年漫画。累計発行部数は2500万部超。
概要:講談社刊の漫画雑誌『週刊少年マガジン』『マガジンSPECIAL』にて連載された学園もののラブコメ恋愛漫画である。タイトルはクラーク博士が発したとされる言葉「'Boys,be ambitious(少年よ、大志を抱け)」を引用したものである。大志を見いだせない、恋愛未経験の少年たちに贈る作品という意味合いが込められている。シリーズ累計発行部数は2500万部を突破している。引用:wikipedia

*3:電影少女』(でんえいしょうじょ、ビデオガール)は、桂正和によるSF恋愛漫画作品。様々なメディアミックス展開が行われており、桂正和の代表作の一つである。基となった読切『ビデオガール』と共に桂にとっては漫画家としてのターニングポイントとなった作品でもある。2018年1月時点で累計発行部数は1400万部を記録している。引用:wikipedia