7人のメインキャストが入れ替わり、立ち替わるアンソロジーストーリー映画【憐れみの3章】KINDS OF KINDNESS

オープニングテーマに惹かれたこと。気持ちとしては直感でワクワクする感じだった。数分後、最初のタイトル字幕に
【THE DEATH OF R.F.M.】
と表示されニヤけた感情。公開日前に得たつたない情報では
【アンソロジーストーリー】
と表現されていた。観た後に感じた一言では、それも納得のいく結末ではあるが日本語タイトルの「憐れみの3章」よりも『KINDS OF KINDNESS』の英語タイトルの方が私的にしっくりときた。それほどに各章づつ疑問を持った。
164分間の激闘という表現が近い。
自宅で観る映画は停止ボタンが効き、離席可能である。しかし、映画館ではトイレに行ってしまえばその間流れる映像、物語を巻き戻して観る事は不可能だ。そのうえ映画館に用意されている座席、ソファーの塩梅は予想以上に自分にマッチしていた。姿勢を好き勝手に動かそうが、身体の支点をうまく置かせてくれ保ててしまう。わかりやすく眠気は誘われ、油断すればうたた寝に引き込まれ裏腹にシーンは移り変わる。
なんとか凌いだ164分。
各章、7人の俳優がメインとなり、物語と役どころは当然に様々だ。それが愉快なのかユニークなのか。共通するであろうテーマ探し、軸探しに必死になったことで疲労困憊をも感じた。
私が感じ取った物は以下だ…
信頼
拒否
限界
立場
生命
報酬
価値
生還
夫婦
関係
習慣
飢餓
精神
再会
宗教
家族
貢献
献上
汚染
浄化
欲求
といったところだろうか。若干偏りをみせるそれぞれが、カルト的にも見え描写は時間を追うごとに激しくなった。R15指定は納得の映像であった。それ以上だとも感じたし苦手な人にはきついシーンが続く部分もある。
エマストーンが作中で運転していた多分、車種:ダッジチャージャー??(紫色)は非常に映えた。あのドリフト、走り出し、走行技術はエマストーン本人が実際にしているわけではないだろうが車が好きな人には見所だろう。
感想を〆るにあたり、この作品は映画、映像よりも文章、小説で受け止めたほうが作り手の意図をくめるような気がした。エマストーンが踊り狂うシーンは貴重なのかもしれないが。
憐れみの3章 特集: 解説・レビュー/魂が圧倒され、何度も観たくなる稀有な“新衝撃体験”…「哀れなるものたち」監督の到達点! - 映画.com

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