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父が患えば、息子も煩うのか|映画【C'MON C'MON】

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「カモン カモン」ということの意味は理解は出来た気がした 確かに映像だけではそれを伝えることは難しい事だと思う 設定は主人公がいて、主人公の妹がいて、妹の家族には旦那さんと”9歳”の息子がいる この4人でほぼ完了するストーリー  ただこんなにも淡々と精神的に圧力をかけてくる映像作品も多くは観てきていない 白黒映像だからか物凄く心情をつきつけられている時間が過ぎる フルカラーでは駄目だったのかその理由は定かではないが、いわんとしていることはわかる気がした 勝手な見方をすればフルカラーで見る映像は情報量が増えてその他が雑音に勢力を増して本来の中心部分をぼやかしてしまう時もある それらをカットすることで重点を置いて渡したい情報をピンポイントで押し込んでくる様は白黒だから感じ取れた映像かもしれない

「映画の色表現」は、100年でここまで進化した(動画あり) | WIRED.jp

1938年に公開された映画『オズの魔法使』で、主人公のドロシーがカンザスから魔法の国へと旅に出て以来、観客たちにとってカラー映画は当たり前のものとなった。

引用:wired.jp

 

「映像に色をつける」という試みはサイレント映画時代の初期から試みられており、当時は1コマ1コマ手作業で着色されていた。

最初期のカラー映画には1906年に発明されたキネマカラーがある。これはカラーフィルムではなく、スクリーンに緑と赤のコマを交互に映すことで色彩を表現するもので、1909年以降は商業映画にも使用されたが色彩の不自然さ等の欠点から定着しなかった。引用:wikipedia

 

9歳の息子の人格設定が少し変わっていて、自分が考案した”遊び”としては影がある内容だ 親を亡くした子供という設定で”フリ”をする そのまま母に対して話しかけるが、その母の設定は息子を亡くした母である 親を亡くした子供役を演じるのは自分自身なのに母はその自分を亡くした状態の設定だ 交わされる言葉、内容にもよどみがある 本当にこのような9歳がいたらその精神状態は計り知れないだろう ココには登場シーンは少ないが核になる妹の旦那さんのスタイルが大きく影響しているのも勿論だろう それはわかりやすく描かれていると伝わって来た

 

確かに、ヒューマンドラマとしてはかすかにアート化されている気がしないでもない 淡々と進んで行ってしまう内容だが、アップダウンを大きく感じる事はないが映される情景や子供対大人の人格的質疑応答が終始あるので苦手な人もいるだろう 動画や、音楽を再生しているときにスマホやPCで視覚的に確認できる現在のユーザーインターフェースのように0秒から終わりの地点までを一本の線を通し、最後まで波形なくそこに辿り着くような映画 ただ1つタイトルの【C'MON C'NON】が理解できるシーンだけは違って見えた

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