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弟がそこまでやるとは思わなかった。|映画【ラブ・アフェア 秘密】

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開始から48分くらいの再生時間のところで物語の核となる人物、犯人かというような人物を特定できたと思った。その立ち振る舞いから、とてもにおったし映画のジャンルはサスペンス、ミステリーに絞って沢山数を観てきているから特定できたと自信があった。

「もう犯人わかっちゃったよ…」

と心で呟いた。

約90分程ある作品のわりにはヒントが早かったなともやもやとしたが。

登場人物が2つの家族と主人公の夫が勤める会社、取引に関わる3人だけ。

謎解きには適した数だろうか。

メインのタイトル画像はベッドシーンが印象強くある為にあまり好意的にはなれないが悪くない描写だった。

 

再生時間が60分手前ぐらになったシーンで核と成る人物はそのような表情をした。

ここで私の予想した犯人像は完全に100%ハズレたという答え合わせが完了した。

巧くしてやられたというか、私のような人間に向けてネタバレを匂わせた演出が前述した再生時間48分ごろのシーンなのだろう。見事にやられた。

 

物語の登場人物は綺麗に描かれていて、主人公は夫と元同業。夫を信頼し自分は家庭に入り子育てに専念する。隣に住む同じく資産家家族は若めのママハハと老人とその娘の3人家族。御近所付き合いが良いようで仮面的要素が強く前に出されている。

 

作品は結末に向かって緊張感を増し、描写も内容も激しくなっていくが終わりが気持ちいいかと問われれば、そうではないと断言できる。

少し短編小説のようにも思える映画。