前に進むための場所

過去の掘り起こしを未来に繋げる

全部自分で決めるマシーン。|映画【ちょっと思い出しただけ】

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

タイトル画像から察した物は昔の恋人を思い出したのか、それについての記憶を辿る物語かなと感じた。主人公は伊藤紗莉と池松壮亮。この2人が登場する映画を観た時に項垂れたことはない。

 

ラブストーリーが終わりから始まり、2人の時間を徐々に辿って行って始まりを映し出す。時折に観れる今が描かれることでよりリアルな感情が伝わる。葛藤とか。

 

コロナ禍での描写が観ている自分のコロナ禍を思い出させるのは人に寄って捉え方の良し悪しはあるが映画として残ることは大事だ。

 

伊藤紗莉も池松壮亮も演じ方に特徴があり、2人がタクシーでお互いを揶揄するシーン。助手席に乗る池松壮亮のもどかしさは厚みがある。運転席で伊藤紗莉は自分の感情が伝えきれない自己嫌悪みたいな状態は深い。世の中にあのシーンをリアルに体験しているカップルは数え切れない程いるだろう。そしてまた映画の2人の様な答えに辿り着いてしまったカップルも。

 

行き違いや、受け止め方、その時のタイミングによって生み出される結果は違う。

意識合わせが出来なかった際に帳尻を合わせるにはどうしたら最善なのか。