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越後長岡藩|映画【峠 最後のサムライ】原作:司馬遼太郎

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覚悟とはどういった状態だろう 時代は大きく違うし比較なんてことは失礼にあたるのかもしれないが幕末を生きた人達の人格とはなんだろう 幕末に関連する作品に触れると必ず思う 「自分が生きている時代には幕末に生きたような人格者は現れるんだろうか?」おこがましいのかもしれないが、どうしてもそう思うことがある

 

劇場公開日だけを抜粋してしまえば、この作品映画【峠 最後のサムライ】と映画【PLAN75】は同日の2022年6月17日だ

後者は旧Twitterなどで人様の感想を少し拝見することができたので、”あらすじ”を読み視聴することなく終えている テーマも時代も趣旨も全く違う作品、強引にこじつけで肩を並べさせ、取り上げるのもいかがなものかと思うが覚悟とはなんぞや…

 

戊辰戦争という場を描く作品で西軍ではない側を観るのも久しぶりだ 勝手な印象を口にすれば西軍が正義に映る作品が多い様に感じることがある ただそれらの作品において西軍が正義だとは言っていないし、東軍が悪だとも明確にはしていないとわたしは捉えている そういう時代を見せて貰っているだけだ

 

今作品のキャストはまた豪華だった 公務員を辞めて俳優になったという話を聞いたことがある役所広司 出演作多くを観ているが未だツマラナイと感じた画の作品はない 提灯持ちには瑛太の弟 妻には月9ドラマ・ラヴジェネレーションで初お目見えした時にここまで大成するとは思わなかった松たか子 この方の躍進というか多彩さも目を見張る所が多い 遥か昔、略奪婚で取上げられ、仕方ないのだろうが”ソレ”に対して父:九代目 松本幸四郎(現:松本白鸚)が意見を求められるなんていう一幕もあり…近年ではドラマ【大豆田十和子と三人の元夫】でユニークさと歌唱力を見せつけられた 流石はサラブレッドというところか

サプライズは父役で田中泯が登場したことだ この方の演技には惚れている 過去作、【龍馬伝】にて土佐藩参政の吉田東洋を怪演していた 非常に間が深い 怖さと迫力というものがとにかく伝わってくる演技だった

 

話は映画【峠…】に戻るが、時代物によくある相手の裏をかき、油断した所を攻め込み勝利するお約束的な流れで長岡城を奪還出来た後、わたしは長岡藩が優勢に進むとみてしまったがそう甘くはなく直ぐに劣勢に立たされてしまった 大を小が制するというのは当然に、生半可なことではない

 

かくしてストーリーは結末に向かうがやはり、主人公:河井継之助とその妻:おすがの”覚悟”が映し出されていると観た 良き話のような幕の閉じ方をしているが、かいつまめば致し方ない物語 映画は時間配分がある程度に決まっているものなので原作、長編小説を読む事で”覚悟”に対してもう少し理解が深まるかもしれない

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