最後には実の父親が何者であることが理解できた…
という締めくくり
映画『The Tender Bar』
2021年製作/アメリカ
自身の幼少期から金曜ロードショーをTVで毎週見るところから映画好き、
外国への憧れみたいな物が染みついていた気がする
その頃のTVで放送されていた作品は【音声英語/日本語字幕】は選択できず
当たり前に日本語吹き替え版をブラウン管TVで観るが常
記憶にあるのは同じ作品の1作目から続く物を繰り返し放送されていたイメージが強く残っている
例えば
- スタンドバイミー
- バックトゥザフューチャー
- インディージョーンズ
- シュワルツェネッガー主演作品等
- ジャッキーチェン主演作品等
- プレデターシリーズ
- ホームアローン
繰り返し観たことある作品が定期的に放送されるので当然だがある程度したら見飽きる
そんな中でも”外国への憧れ”を持たせてくれた作品がある
トム・クルーズの【カクテル】
子供には刺激が強すぎたが異世界を感じた
【トップガン】もそうだ
同じ地球上で起きていることではあったのだろうが未成年にはとてつもなく遠い世界観で、観る物でしかない風景だった
今回観賞した作品『The Tender Bar』も映し出される雰囲気が良かった
主人公の叔父さん(ベン・アフレック)が運営するBarは”外国”を感じた
そこに叔父さんの愛車キャデラックも、さも当然かのように描写されている
作家のJ・R・モーリンガーが2005年に発表した同名自叙伝を映画化
自叙伝を映画化したからこそ共感できない箇所もあり、楽しめるポイントもある
中盤戦で主人公の恋愛ストーリーがメインになるが個人的には”中だるみ”した感じが強い…実父とのストーリーをもう少し増やし、恋愛編を削っても良かったのではないかとも思った
JRの母親役にテレビシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」や映画「マイ・ビューティフル・デイズ」で知られるリリー・レーブ
この方*1は気づくと自分が観ている映画作品等に出演されている
個性強し、失礼だが勝手に”名バイプレイヤー”*2と称賛している
この作品は観賞しながら頭を悩まさなくても良い作り、流れがあるので最後まで通してリラックス出来たかな 叔父さん(ベン・アフレック)が主人公に見えてしまうのは自叙伝ならではかもしれないが、なにより”ベン・アフレック”が強いんだろうな
主人公が彼女にフラれ、シーンが切り替わり流れ始めるBGMがとても良かった
多分コレ↓だと思われます…が違っていたら申し訳ありません
洋画、海外ドラマをみていて自分とマッチするポイントには日本語字幕の”言葉”の使い方も大きく影響すると思います
これにより行き違いも多々あるのかな
海外映画、ドラマの日本語訳者さん達には頭が下がりますね