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灯台下暗し|映画【隣人X 疑惑の彼女】

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 宇宙人と称されるものをXと名付け警戒する日本。既にアメリカではコロナ禍であったような対応をとっていた。日本でもXが身近に潜伏しているという話が現実のものとなった。メディアはXの存在を明らかにする為にやっきになる。主人公は雑誌記者であり契約社員、自分の書いた記事が新聞に掲載されることを夢見ている。だが現実は契約打ち切り寸前。X報道担当チームにくらいつきXのネタ探しに奮闘し自分自身が見えなくなっていく。

 

映画「隣人X -疑惑の彼女-」の原作は、パリュスあや子の小説「隣人X」です。パリュスあや子はフランス在住の作家で、この小説で第14回小説現代長編新人賞を受賞しています。映画は熊澤尚人監督が新たな視点を盛り込んで完全映画化しました。

引用:Google.com

 

 冒頭、人気漫画にあったようなニュアンスを感じてしまったがそちらを無事に辿ることなくオリジナルストーリーが展開された。36歳フリーター、留学生アルバイトの女性2人をXの対象として進行していくが2人の人生の描き方がポジティブではない事で視聴側に気づいて貰いたい社会問題を刷り込ませているように感じた。

 宝くじ、スクラッチカードをネタに使ったやり取りは可愛く映る。

最後は完全に裏をかかれたので、作者の思い描く見せ方に上手に気持ちを乗せられてしまったようだ。