原作:佐藤正午 小説【鳩の撃退法】映画化作品
豪華キャストだった。
1度観た記憶がある作品。やはり映画、本でもその時の自分が置かれている環境、興味が向いている事に気持ちは大きく影響することがわかった。
1度観た記憶があり覚えているシーンもあったが、「楽しめた」という印象はない。しかし、今回2度目の視聴で小説の映画化作品ということが分かった上でのめり込んでいる自分がいることに気づいた。
俳優、藤原竜也に好意をもったのは映画【デスノート】を観てからだと思う。友人から勧められて観る事になった【デスノート】個人的にはその作品自体を知らなかったのであまりピンときていなかった。しかし、キャラクターの設定やストーリーにすぐさま引き込まれ繰り返し視聴した過去がある。藤原竜也が過去出演作品で演じる役所はだいたい立場が強い印象を受けることが多かった。今回の【鳩の撃退法】では小説家という職であり、立ち振る舞いの普通っぽさがユニークに映った要因ではないか。
本編、物語の進行は現実と小説が行き交うことが頻繁で登場人物をうまく整理しておかないと少し迷子になる。通常で想定されるサスペンス物の登場人物よりも多めにキャラが出てくるが、キャストが豪華なことで強く印象に残り、覚えやすい利点もあった。小道具である御札のトリックには少しの間、困惑させられました。
キーマンである、幸地秀吉役:風間俊介が口にする言葉
手を叩くことで、妖精が死なないのなら…
(引用:JMバリー著:ピーターパンより)
このくだりはとても惹かれました。
「さて、女優:加賀まりこさんはどのシーンに登場されていたでしょうか?」