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おとぎ話に年齢は問わない|映画【パンズ・ラビリンス】

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近代のおとぎ話といえば「ハリーポッター」なのかもしれない 映画、海外ドラマのシーンでも会話の中で高貴な物のように発せられていて、富裕層のキャラクターが孫の贈り物へとハリーポッターの最新刊を発売当日に届けなければいけいないとその質の高さと、重みを比喩表現するのに使われたのは映画『プラダを着た悪魔』だったか

 

わたしの幼少期におとぎ話といえば映画「ネバーエンディングストーリー*1だった VHSのビデオテープへ洋画劇場を録画しそれを繰り返し観て、何度も同じ作品を観て、飽きても観ていて1作目、2作目、3作目とどこから再生しようと前後のストーリーが理解出来ている状態まで観続けていた記憶がある 登場するキャラクター”ファルコン”が大のお気に入りで存在するはずのないあの容姿と日本語訳版でみているから子供でも理解出来た優しく、勇敢なキャラクターに惹かれたんだと思う いまは思い返してみても詳細なストーリーはぼやけてしまったが当時と同じ気持ちでネバーエンディングストーリーを視聴できるかといえば、それは確実にないだろう

 

たまには違った視点をと思い、映画【パンズ・ラビリンス】という作品をチョイスした

アイキャッチ画像の左下に表示されていた”スペイン”という言葉もクリックする動機付けの要素のひとつになった スペイン語が得意なわけもないので映画を再生し視聴しはじめると登場人物・妖精?”守護神パン”が放つ言葉がイタリア語*2にも聞こえた イタリア語はかじった経験があるし、音と単語が好きなので耳にしていて心地よかった 大元をたどればスペイン語、イタリア語もラテン系にまとめられるというわけか…

わたしが昔イタリア語を学んでいた時に近所のBARのオーナーがスペインのシェリー酒に深くハマリ、定期的にスペインにまで買い付けに行っていてスペイン語も学びはじめていたので、『ニュアンスが似ているね』なんて通りすがりの井戸端会議のような会話をした思い出がある

 

映画【パンズ・ラビリンス】は冒頭から主役オフェリアが大好きなおとぎ話の本を読んでいると…直ぐ隣り合わせ太ももは密着した距離感で座る母から「こんな年になってまで…おとぎ話を読むなんて…」と飽きれた表情をされる

親と子のやりきれないやり取りは古くからある親子関係を描写するものだろうか

このシーンは一瞬だが深い

eiga.com

 

おとぎ話と称しストーリーは進むがあまり多くが現実離れしていたわけでもなく魔法が使えるようになったりが強くは描写されていなく、時代背景から大きくずれないような展開が功を制したようにみえた どれだけ純粋さを維持し掲示できるかがポイントだったのだろうか 最後に受け止めた事は”選択”か どちらを選んでもそこには本人が想う幸せはあるのだろうがどちらへ身を投じるかは自分次第であって不幸だったと感じることはない

守護神パンが上手なだけであって、オフェリアは誘導されただけかもしれない

 

*1:ネバーエンディング・ストーリーは、1984年に公開されたファンタジー映画です。ドイツの作家ミヒャイル・エンデの小説「はてしない物語」を原作としています。google.com bard

*2:イタリア語やスペイン語は何系?
フランスやイタリアは、 ラテン系諸民族 に分類されていますね。 スペインやポルトガルも、おなじ民族に分類されます。google.com