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ジョディ・フォスターの出し惜しみ感があった|映画【インサイド・マン】

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劇場公開日:2006年

 

オープニングテロップに表示される俳優陣にのっけから驚かされた

スパイク・リー監督

デンゼル・ワシントン

ジョディ・フォスター

と名前が順を追って並んだ

心躍らされた

 

しかし、蓋を開けてみればなかなかどうして…難しい

前半の約1時間は中だるみが否めない

少し我慢して視聴している自分がいるのが理解出来てしまうくらい

 

ジョディフォスターもポツリポツリとしか登場しない

(しかし、若いなジョディフォスター…)

もう少し顔をだしても良さそうなモノだが

デンゼル・ワシントンが主役で

ジョディフォスターはヒール役にいる以上そうしなければ成立しないか

 

再生時間の約60分を越えた当たりからいろいろ動きだし

雰囲気がガラッと変わった

ストーリーの核心について急ぐように展開されていった

 

ここからは推理合戦が飛び交う

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個人的には気持ち…少しだけでも名作映画(サスペンス)

【ユージュアルサスペクツ】

の要素を取り入れたのではないかと感じた

 

欺き方や、あざとさのポイントで

少しそんな回想が自分にはあった

 

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【ユージュアルサスペクツ】は不動の名作サスペンスだとわたしは位置付けしている

初めて観た時、ラスト5分間足らずのシーンで全てが覆される演出に唸った

自宅で一人で『うぉおぉぉ…』と言葉にならない驚き、リアクションをしていた

 

近年そのような作品には出会えていない

 

今回、観た「インサイド・マン」もラストに向かえば向かうほどに旨味は強く味わい深い箇所はあったが…繰り返しになるがジョディフォスターがもう少し前に出てきて欲しかった

 

ストーリーとしては良く練られた作品ではあるが、欲を言わせていただければ後半に凝縮している要素を前半に振って頂きたかった気持ちもある

 

鍵を握っている様に映る俳優(作品中の舞台、銀行の経営者役かな)

クリストファー・プラマー:プロフィール・作品情報・最新ニュース - 映画.com

が上手いな、深みがある方だなと観ていたら

ドラゴンタトゥーの女

にも出演されていたようです

 

 

 

…別件ではあるが映画の中でストーリーの舞台が”銀行”と描かれると

映画『ヒート』

が直ぐに頭を過ぎるのは私だけだろうか

 

それぐらい印象深い作品だったんだろう

アル・パチーノロバート・デ・ニーロの絡み

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詳細を改めると『ヒート』は”銀行”が舞台ではなかった

失礼いたしました

人間の記憶なんて曖昧ですね