最初のシーン、バスにて席を譲る…
田中の性格がにじみ出た演出。キャラの深堀…
拘置所で【ちひろ】のことに触れ兄妹の関係から実父から性的虐待を受けていたのかと想定していた。(橘弁護士(濱田マリ)同様に)
視聴するのは2回目となった。
映画【愚行録】
いいタイミングだ。
AbemaTVで今日9/9(月)から1週間無料視聴可能だ。
主役??を演じたのは妻夫木聡。
役柄はジャーナリストか?この職業だったからこそ咲いた演出でもあるように感じた。企業に勤めるサラリーマン的な立ち振る舞いでは大きく描写は変わったのではないだろうか。
そう…「田中…」
【タコウトワタナベハオナジイナダイシュッシン…】
田向浩樹…
田向の社内での女癖、ターゲットとなったのは山本さん(松本まりか)だ。近年では既にこういったポジションの役を不動の立場としているように思う。キャスティングとしても申し分ない。他のだれかでは物足りなさを感じてしまったかもしれない。
そう…精神鑑定とかカウンセリングを受ける、施術するシーンってだいたい白が基調なことが多い気がする。洋画でも邦画でも。
「生まれ変わっても…お兄ちゃんの妹でいたい…」
宮村淳子:役(臼田あさ美)がけっこう、けっこう嫌な出来る女を演じている。女性カフェオーナーだ。この時も寸分もくるいがないようなキャスティングに思えた。
【ショウカクシタノハ…ナツハラサンデシタ…】
【ドウレツニハシナインデス…】
この物語の登場人物は常に本心でぶつかりあったからなのか。言葉ひとつひとつがとても重い。
【ナイブトガイブノハナシキキマシタ?】
【アソコマデオンナヲダシテクルッテナツハラサンラシイ…】
夜、上司は嫌味を放ち先にオフィスを後にする。田中の座る席の電話が鳴る。
「…はい。週刊テラスです…」
【ニホンハネカクサシャカイデハナクテカイキュウシャカイナンデスヨ…】
もしかしたら、そんなことはないと思うが田中は【ちひろ】に触れたことがないんじゃないのか…稲村恵美(市川由衣)が一瞬席を離れ、恵美の赤ちゃんと田中と二人きりになった。無造作に右手が伸びてしまう…田中の指先。
我が子を抱きよせ恵美は田中へ諭す
「似てきたと思いません…??」
(これは明らかに、明らかな愚行なのか)
シーンが変わり、田中は【ちひろ】のような病院で横たわる、手すりのついたベッドを上から見下ろす。
【オモイダシタンデスナツハラサンニジンセイコワサレタヒト…】
田中光子が主役で、田中家の物語だったのかな…
【ナツハラサントタコウサンハドコデシリアッタンダロウ】
光子…お兄ちゃんとの秘密
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