数回仕事で通ったことのある国道沿いで視界に入っていた看板。
【朝6時から…】
業態としてはラーメン屋の認識なのだが店名は「食い処」と表記もある。
昔はそういった業態を営業していてラーメンに絞ったのだろうか。
不思議とこの【6時から】というコピーに惹かれてしまった。
よく考えれば24時間営業のラーメン屋も存在するというのに…
【6時から】という言葉が強く印象に残り続け、GoogleMapからお店のメニューを見る限りでは自分が苦手なタイプのラーメン屋ではないことがわかった。
ついで…に営業時間も改めてGoogleMapから確認すると閉店時間が15時と表示していた。
「そもそも休みの日の午前中にしか足を運ぶチャンスがないタイプのお店だ。」
そう考えると、24時間はいつでも行くことが可能という排他的な思いが常にある。
【朝6時から…】
とだけ謳われると
「あ~早起きして朝ラーでもしてみようか…」
と思ってもしまった。
限られた時間のみに食べることが、距離が近くもない場所へ行動させる程に魅力的だったのか。定かではないが。単に時間を持て余しただけかもしれない。はたまた、答えが出ないモヤモヤのひとつの答えを出したく、気分転換に成るとさえ考えたのか。
いずれにしろ24時間営業よりも【朝6時から…】というコピーの方が私にとっては行動を起こさせた看板である。
結局の所【限定】で心動かされる何かは、いまだ拭えていないのかもしれない。
そういったことから脱却出来たという自負はあったのだが。