風邪薬のストックがなくなったので買いに行った。
風邪を患う雰囲気を感じると悪化するまえに…と必ずトローチを買い舐めることにしている。
それをすることで予防、回避できていることが多々あるからだ。
実績はある。
昔は見なかったが、いまやトローチはコンビニの棚にもあるくらいだ。
助かる。
しかし、トローチにも風邪に効果的な本気のタイプと簡易的な【風邪薬】に該当しない商品がある。
何故このような話題になったのか…それは風邪薬のストックを1個（1箱）持ち、
「あ…トローチもストックして置こう…」
といつもと違う銘柄の【風邪薬】に該当するような銘柄のトローチも1個（1箱）手に取りレジへ向かった。
そのスーパーの薬局コーナーのレジでパートの方が対応してくれた。
風邪薬と風邪薬のようなトローチ、計2箱を確認し…少し間が空いた。
レジに用意されている会計ルールの注意書きのような物を確認している。
そして、私へ
『風邪薬はおひとり様1個（1箱）しか購入できないんです。…申し訳ございません。』
と返した。
私は事前情報を得ていなかったので意味不明だった。
対応している方もパートさんなので詳細を巧く私に説明できないことを悟り、すぐさま薬剤師を呼んだ。
薬剤師も改めて丁寧に、【風邪薬はおひとり様1個しか購入できない】という法律で決められたという内容を説明してくれた。
今年の4月だか、去年の3月からかそういう法律が決まったらしい。
私は全く知らなかった。
※二人で来て、おひとり様1個づつの購入は可能らしく、一人が2個の【風邪薬】を購入することは不可ということらしい。
現実的に法律でそうだと言われたら仕方がないので、【風邪薬】に該当しないトローチへ銘柄を変更し、【風邪薬】を1個とトローチを1個購入して帰宅した。
就寝前に【風邪薬】のおひとり様1個しか購入不可な法律について適当に調べてみた。勿論ネットで検索するぐらいの力の入れ方だ。
該当するような回答を得るのに少しだけ時間は掛ってしまったが答えは明確になった。
ファクトがどうかはなんともいえないが、私が辿り着いたネット記事には以下のようなことが書いてあった。
【中学生等、10代の若者がオーバードーズ目的で風邪薬を多量に服用したことで問題となり薬局で風邪薬に該当する商品はおひとり様1個の購入となった…】※風邪薬に含まれる成分のひとつにオーバードーズできる効果があるらしい…
…正直…くだらないと思ったが自分の10代を振り返ってもそれを綺麗にバカにできるような生き方はしてきていない気がした。
法律が変更されたのだからそれ相応の事なのだろう。TVはあまり観ない傾向にあるがネット記事は頻繁に目を通しているつもりだったが…この事実は知りもしなかった。
私は迷惑するような法改正ではないが、世の中には被害を被る人も存在してしまう法改正のようにも少しだけ感じた。
