前に進むための場所

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鷺は河岸を変えたか

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今週のお題「急に寒いやん」

 

人間よりも先に察していたかのように9月末までには毎朝、顔を合せていた鷺達 朝ごはんを調達しに来ていたかのように見えていた鷺 だいたい7:05a.m.~7:10a.m.にその農道を通り左右に映る鷺を横目に観ていた 10月に入った途端にその白い身体はどの田んぼにも居なくなりめっきり出くわさなくなった もう餌がないのか、水が冷たくなり過ぎているのか鳥に詳しくはないので知り得ない生態 季節労働者のように時期を選び夏が過ぎたあたりから朝、田んぼに居るのが伺え意識するようになったのだから去ってしまったこの時期から次に白い表情を観るのは来年の8月頃か 最初は鷺が多く居ることに驚いたが毎日顔を合せていればやはりかわいく映り、飛翔している様を観れた時は飛ぶことは知っていたのにあまりに低くとても優雅にみえた わたしが運転している車と平行して飛んでいてくれる瞬間はその対空時間に不思議を覚え速度がゆっくり走らせているとはいえ危険な脇見運転になってしまった この時ばかりは田舎の農道だからこそ出来る交通量が少なすぎることを光栄にも思えた 田んぼの主からすれば迷惑甚だしい鷺だろうが次にお目見えするのが来年だと理解してしまうとその農道を通る価値が近道であるだけという理由になり失礼だが安全を考慮して少しだけ遠回りになることは間違いないが国道を利用する手に変えても良いかなと打算的な思考が垣間見える

 

その農道で最後に観た鷺は白ではなく灰色掛かっていた、グレーだと口にする方が的を得ている様な風体でサイズ感も今年見てきた鷺達の中で一番大きかった 鳥に詳しくない故、鷺ではない可能性もある 「水のある場所ならどこでもいる…」というような言葉も聞く鷺 季節が変わり田起こしが始まり、水がなくなったことで飲み屋の暖簾を変えるかのように別の水場へ河岸を渡ったか