前に進むための場所

過去の掘り起こしを未来に繋げる

美術館通り

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

数年前に建てられた美術館 自分がそこだと思っていた場所とは違う所にあった 人間の認識はあいかわらず適当だ 調べると大概はずれていることのほうが多い 去年のことか、今年のニュースに掲載されていたのか高価な茶器を手に入れたとかで話題にあがっていたがその後は音沙汰もないその場所 グーグルマップの口コミを少し覗いてみると数億円の茶器は未だ美術館に展示されていないことがわかった ではいつから展示し始めるのだろう まぁこの辺の予定は未定みたいな要素もわたしの住む片田舎、独特の文化というか良さでもあるのかもしれない その美術館へは初めて伺うが、なぜかといえば金木犀が美術館内の庭園で観れるかもしれないとグーグルのAI機能が表示したからだ 注意書きとして未だ不確実性が高いと表記してあるグーグルのAI機能 だからその美術館の庭園で金木犀が絶対に観れるとは表示されなかった あくまで憶測的なニュアンスで書かれたていた 一応距離はそこまで他の金木犀が観れる”だろう”場所より近かったので車で向かってみた わたしの住む地域の新設された大きな病院、メディカルセンターからほど近いところにその一帯はあった T字路が場所の入り口になっていて、車を進めると左右に施設が並んでいる形に建てられていた 先頭にはギャラリー兼カフェがあり休息も可能な場所だとは思わなかったのでデート、家族連れオールマイティなスポットとして成立していると感じた 美術館の奥にも利用可能な施設が続き予想していたよりも大規模な土地だった 一番右奥には規模は小さいだろうがゴルフ場、コースも開放されていて、この暑さの中でもゴルフをプレイする人が当然に居て談笑が遠からず聞こえてきた

駐車場に車を停め美術館へ歩いて向かう 美術館通りと名の付く道を少しT字路へ戻っていき車道を挟んで反対側に廣澤美術館の入り口が位置する 美術館の入館料を調べていなかったのもあるが雰囲気的に?freeだと勝手に勘違いしていた為素直に入館するのはためらい入り口付近をうろついた この四方でもカメラを持ち写真を撮ることを楽しめる雰囲気が作り上げられているのは流石だと思ったし、失礼ながら予想外に良く出来た入り口付近の造りに驚いた ”庭”を含めて美術館は隈研吾さんが関わっているらしい内容を把握すると改めて道の駅さかいを思い出す あの場所も隈研吾さんのデザインだ

美術館の入り口は少し高級感がある邸宅を思わせるコンクリートの壁を抜けると伺える 直ぐ手前にはS字に見える道がありそれを越えると左側にガラス張りの建物、太陽が反射して良く見えないが受付スタッフが2人ほどこちらを伺うのが目に映った 素直にガラス張りの入口へ向かえなかったのは入館料を払ってまで今日入る気分がなかったからだ

金木犀が観れる確定要素がないからこそ迷った

足元や周辺の雰囲気にカメラを向けていると、わたしと同じように入るのを迷いふらつくタイプが日常的に来訪するのかこちらの動向を気にしているのがわかった

暑いがカメラを向けるには程度が良い足元になっていたのである程度の時間をそこに費やしてしまいボーっとシャッターを押しているとS字にみえるカーブの先から老夫婦が歩いてきた 多分、館内を抜け、庭園を折り返すとこのS字が帰路なのだろうと理解したのに暑さのせいかその道を歩きはじめてしまった 当然のことその瞬間にガラス張りの館内から女性が出てきて「お客様!そこから先は”入館料”が必要です!」と暑さを通り越してわたしに投げかけられた言葉を聞いて我にかえった 意識が少しとおのいていたのか我に返って入館しないことをその女性に伝え美術館を後にした 金木犀が観れるかわからないからした判断なのだから、その時館内、庭園で金木犀が観れるか聞いてみれば良かったのだが…既に金木犀が観れるかどうかは頭から消えていた

そこからは美術館通りをある程度歩き左右の景観を伺い、撮れるものは撮って行った

その日は岩手県が気温上昇1位に観測されていて熱中症注意喚起もされていた

2位には茨城県古河市がランクインしていた 少し距離はあるがわたしの地域も相当な暑さだった そんな中よく小一時間もカメラを持ち歩き回ったもんだ 最後の方は流石に体が気づいたのか危険を感じ駐車場に停めてある車へ避難し、帰宅することにした

金木犀が観れるかは別として、3億円で落札されたという【金茶道具一式】はみてみたいものだ

prtimes.jp