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特別養護老人ホームを見学。

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特別養護老人ホームに今、なにか急を要しているわけではない。

ただ見学する、見せて頂けると言った場が設けられただけだ。

見る機会があるのに断る理由は何一つない。

知る為の時間が出来て訪問可能な場所があったので見学させて頂いた。

ざっくりと介護施設といってもぼんやりと大まかにしかイメージは出来ておらず、名称や違いなどは不透明だった。

 

(自分の為にまとめる。)

介護業界における老人ホームと区分属する施設、大きく以下のように分けられます:

 

1. 介護付き有料老人ホーム:本格的な介護や生活支援にはじまり、広範なサービスを入居者の状態に合わせて提供する施設。
2. 住宅型有料老人ホーム:自立の方から要介護の方まで幅広く対応でき、個人のニーズや経済状況に合わせて入居先を選べる。
3. サービス付き高齢者向け住宅:自立の方から要介護の方まで幅広く対応でき、個人のニーズや経済状況に合わせて入居先を選べる。
4. グループホーム認知症の高齢者が小規模な共同生活を送るための施設。
5. ケアハウス:介護保険法に基づく住宅型の介護施設で、自立した生活を送りながら必要な介護や看護を受けられる施設。
6. 特別養護老人ホーム:24時間体制で介護サービスを提供する公的な施設。
7. 介護老人保健施設:医療と介護を一体的に提供する施設で、リハビリテーションを重視。
8. 介護医療院(介護療養型医療施設):医療と介護を一体的に提供する施設で、リハビリテーションを重視。

また、2021年末時点で、日本国内の有料老人ホームなどの特定施設とサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、グループホームの施設数の合計は約36,000拠点。これらの施設はそれぞれ異なる特性とサービスを提供しており、利用者のニーズに応じて選ばれます。

引用:Microsoft Bing(参考、出典)*1

 

今回、私が見学させて頂いた施設は上記、施設の中の6.

特別養護老人ホーム:24時間体制で介護サービスを提供する公的な施設】

 

簡単に施設見学に至った条件としては、自分の住まいから車で片道約30分程度の場所。素人目だが施設の規模としてあまり小さいと感じない作りであること。(事前事後なんとなく思っていた事だが近隣の介護施設外観の状態が直感的に古いと思う施設はなく、全てが新しいわけではないが不思議な要素でもあった。)

 

訪問させて頂いた施設詳細:

開設10年未満、入居者は要介護3以上、ショートステイ利用の方も少数受入れ対応している。

開設10年未満ということで失礼だが想像していた建物内はすごく綺麗だった。入居者は約40名程。基本的には歩行困難な方達。ショートステイは約10名程度。細かい介護、介助担当は別として全職員は約50名程、現場スタッフ1人に対し入居者3名を想定。勿論現実は流動的であるコメント。

 

地方である特権というのか施設が建つ土地は広く元々は障害者施設と病院があり、後に特養が開設されたそうだ。近隣に隣接する施設は経営も同じということで助かる部分も多いらしい。そこは無知な私でも直ぐに想像はついた。病院が側にあるという強みは地方、田舎では非常に心強い。何かあった際に病院が近いのと遠いのとでは全く条件が変わってくる。

 

施設内を見学させて頂いた時間帯はおやつタイムだったようで家で例えるならリビングのような場所に入居者さんが集まりTVを観ながらおやつを食べていた。傍目だがその時に目に入ったスタッフさんの動向は一方では忙しそうであり、また別ブロックのリビングではゆったりした状態だった。ケースバイケースでしかないが温度感の違いは大きかった。理由は個々によるだろうがスタッフさんが3人程いたリビングが多忙。スタッフさん1人で対応のリビングはゆっくりとした時間が流れていた。入居者さんのその日の状態にも左右されるのは勿論のことだろう。

 

こちらの施設とはまた別日、老健*2でお話を伺う機会もあった。どちらの施設でも共通であった入居者の入浴について初めて知った現実。入浴回数は週に2回。時によっては週1回に成らざるを得ない状況もあるとのことで多くて週2回、少なければ週1回が通常。施設を見学し、軽くではあるがお話をお伺いさせて貰ったが私の中ではこの入浴が週2回という現実が一番印象に残った。入浴事情は施設によりけりだろうが、もし入浴が週に3回可能な施設があればそれだけで重宝されるのだろうかと考えた。

 

無責任な発言かもしれないが、率直に感じた。