前に進むための場所

過去の掘り起こしを未来に繋げる

ラジオで聞いた”その声”は【エッセイ】で読む事が出来たライターさんだった

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初めてその声を聴いたのは姉夫婦の家へ遊びに行った帰りの道でいつも通りradiko*1を使ってJ-waveを再生した時だった 土曜日?日曜日?…の夜だからいつもと違う声が流れてきた ラジオパーソナリティがいつもと違う 聴く時間帯が違うのであれば放送される番組も当然に別だ その声はあまりに独特でたまたまラジオの局を変えて聞き慣れない人の音を拾う感じとはまた違った印象をあたえ、聞き耳を立ててしまった 「いい声だ」と表現するには不思議と嫉妬心がくすぐられ素直に言えないが聞く耳を持ってしまう何とも言えない深い音と捉えた

 

その時の進行はリスナーからラジオパーソナリティ宛に質問が書かれたハガキを紹介し、回答するコーナーだった 質問を読み上げる文章の冒頭に「クンイチさん」と挨拶分が読み上げられたので今、自分が聞いている声、スピーカーから拾う音は「クンイチ」という名前の人なんだということがわかった 『声もだけど、名前も特徴あるな』と変に感心した 質問は【40代会社員が仕事終わりに公園などに行きスケボーをやっているが、日本は禁止区域が多いので…どうされてましたか?】という内容

このやり取りで「クンイチさん」はスケボーやるんだという情報が得られた

自分も高校生の時代に地元の駅前でスケボーをやっていたので2人に共感できる話題だった 『確かに昔からスケボーを自由に出来る場所は少ない、ご丁寧にスケボー禁止と書かれている看板も沢山目にしてきた』

「クンイチさん」がどう回答するのか…非常に興味が湧いた

回答としては正当というか…教科書通りというか『まぁそうだな』という感じだった

要は「クンイチさんの環境にはスケボーを楽しめる場所があった」ようだ あわせて年を重ねても続けていると自然と現代の若者スケーターとへりくだらずに仲良く調和が取れる為にその場所や環境にありがたくも困らない…という、やはり一般人っぽくはない、才能ある方が醸し出している日常を丁寧にコメントしていた

 

この時から「クンイチさん」のことは頭の片隅に記憶されたがあまり調べることはしなかったので平日ではない時の夜にJ-waveを聞くと登場する”声”としての認識をしていた

 

話は大きく変わり、今日車内でエアコンを効かせ、それでも暑さは凌げていない空間の中で【特集 エッセイが読みたい】というキャッチだけに物凄くそそられてしまい購入した本を読み進めていた

ページをめくると…

エッセイとは

何かをめぐる小さな旅

野村訓市

*2

…「クンイチさん」だ

表紙を目にした時点で名前を拾えずに気づかなかった個人的なおひとり様サプライズ、巡り巡るモノですね しかも読んでみたら好意があったわけではないが共感できる文章が続く…

「エッセイ」と『コラム』という言葉に対しての疑問が書かれていた

わたしはその境界線が不明な2つの言葉で表現されているものがとても好きでよく手に取る、ジャンル問わず目に入れる、読む

丁度少し前に、確かGoogleさんで”それ”について調べた時は『コラム』は掲載される場所に制約があり公式の場で提供される物だということらしい内容として把握をし「エッセイ」は”それ”に該当しない作品なのだという理解をしている(※あくまでも個人的な解釈です※)

なんでもない日常の中で起きたこの出来事でも、自分の中では【えびで鯛を釣る】ということわざに値した

 

*1:radikoは、株式会社radikoが運営する日本のIPサイマルラジオサービス。2010年3月にサービスを開始した。キャッチコピーは「世界を広げる、音がある。」。 ウィキペディア
設立: 2010年12月1日
タイプ: インターネットラジオ; インターネットサイマル配信
収益: 有料会員サービス(radikoプレミアム)、広告(ラジコオーディオアド)
営利性: あり
設立者: IPサイマルラジオ協議会
運営者: 株式会社radiko
開始: 2010年3月15日 引用:google.com

*2:野村 訓市は日本のマルチクリエイター、ライター、インテリアデザイナー、俳優、ラジオパーソナリティである。 ウィキペディア
生年月日: 1973年 (年齢 50歳) google.com