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令和では民放で流せない濃さ。|ドラマ?【火曜サスペンス劇場 深夜の法廷】

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全部ストレート過ぎる。昭和はそうだったのかと思い返せる作品。直球だ。テーマもそうだが小道具がそのまま過ぎる。昔のサスペンスとかミステリー作品とはこういうもので炬燵に身体を半分入れて案外と家族で観ていた時間帯に放送されていた記憶があるな。しかし、エロから絶対的に逃げられない描写が多く必然的に映し出されるそれらは家族を無言に導き、その瞬間にリモコンを使ってチャンネルを変えるなどという暴挙に出られる勇気ある行動を取ったことがある人は稀だろう。そこは時が過ぎていくのを待つだけだ。そもそも設定からその臭いが香る脚本のような気がしないでもない。タイトルで気づく人はいるだろうが、放送される時間帯、火曜サスペンス劇場はだいたい21:00から23:00ぐらいの枠だった筈だ。私は勝手に父が仕事から帰ってきて晩御飯を食べ晩酌を済ませうたた寝するようにエロを観る時間だなんて思っていた時期もある。

 

この作品は知らなかったが主役が黒木瞳さんで旦那さん役が内藤剛さんだ。時代的にとにかくメインにいた2人だとも思う。少しだけベンガルさんが登場するので懐かしむ。この夫婦が主役の物語だが旦那さんの職業が教師という設定。竹下夢二の絵画をテーマに織り込ませ綺麗を描いているが開けてみればドロドロだ。

 

唐突にSM嗜好が写しだされたかと思いきや、不倫が始まり、ヒ素を取り出す。おまけに主役は原付バイクの無免許を公言した直後に原付バイクを無免許運転する始末…ミステリーですね。時間のトリックも使った往年の感じがするところが今見ても魅入れる作品なのかもしれない。Z世代が真剣に視聴したらあまりの場面の移り変わりの速さと、ガンガン突き進んでいくストーリーに驚きを隠せないかもしれない。実際に視聴頂き感想をお伺いしたいところだ。

 

この作品の主役夫婦が教師と年の離れた妻ということもあり、自分の近辺にもそういった夫婦(実際に同じ学校内での現役教師と現役生徒の恋愛)は少なからず存在したなと思い返してはみたが素直に思い返す限り、個人的にはどうしたらそうなるんだろうとも振り返れる。勿論、教師から、生徒からどちらからかアクションを起こすから行きつく処に落ち着くのだろうが。私は経験がない故に不思議だ。当事者からしてみれば、もしかしたら一般企業の社内恋愛とレベルは一緒ですよぐらいの物なのかもしれないが。

 

私の知っている教師教え子夫妻の1組目は後輩の両親だ。高校時代、女子高だったな確か。バレー部の顧問と選手(生徒)の関係。故に背が高いご夫婦である。付随して長男、長女も小学生の頃からモデル体型で非常に目立った容姿だった。後に長男はバレーボール才能を開花させ、オリンピック選手として選出もされている(確か2回)。これには流石に驚いた。2組目はBARに来ていた常連様の御一人だったが、この方の場合は大学の教授とそのゼミの一人だったようだ。奥様曰くお互いの自分時間が確立されているので特に何か支障があるわけではないし、だからこそ奥様は自分で仕事を持ち、独立され起業までこぎつけられたと言っていた。前者も後者の夫妻も馴れ初め等は知り得ないので意外とそこが一番知りたかったりもする。

余計なお世話かもしれないが年の差はどれくらい、離れていらっしゃるのでしょうかね。