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移動距離が長くて忙しい。|映画【糸】

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しかし、豪華な布陣でしたね。

伏線、フラグをしっかりと回収できるからプロが作る物語なんでしょうな。言葉で始まり言葉で終わらせ、花火で出逢って、花火で出逢う。離してしまった手は、掴んで貰って糸は切れていなかったことが理解できる。少女漫画のような流れと終わりは退くどころか次に起きる期待感が継続してあった。北海道から始まり、最後まで漣(菅田将暉)は北海道に居たけど。葵(小松茉奈)は北海道から始まり東京、沖縄、シンガポール、東京、北海道。長距離移動を描き続けることで糸は簡単に切れない事を表現していたのかな。

 

BGMは中島みゆきさんの名曲【糸】結婚式でもおなじみの曲。元EXILEのATSUSHIさんが未だ民放に出てた頃、日本テレビのバラエティに登場して、突然居酒屋のカウンターでアカペラを披露。【糸】を歌うなんて粋なシーンが記憶にある曲。

 

昔読んだコラムで中島みゆきさんが売れる前までの状態、作詞作曲を始めたきっかけなんかをコメントした物を読んだ。うる覚えでしかないがアルバイトで始めた作詞が良い評価を受けて仕事が増えていっていつのまにか、あれよあれよと成ったような感じの記事だった気がする。芸能人とかアーティストによくあるような成功前のストーリーではあるが狙っていない所が良い作品を生むような流れもあるんだろうな。映画【糸】の中でも漣がチーズコンクールで賞を貰ったチーズは失敗作で娘が美味しいと言ったから…なんて、「素直に喜べないっすよ…」と連は電話口で言っていた。

 

中島みゆきストーリーでいくと私には不思議が沢山あり、それは小学生ぐらいから存在していて…姉と母が中島みゆきさんを表現するとき、曲に対してコメントするときは決まって何かを含んでいた。そこから大分時間は経過し、BARの常連客のひとりの女性も話題が「カラオケで何を選曲する?」というテーマで会話をしたときに彼女は少し恥ずかしそうに、いつもより口を小さく開けて「中島みゆきを歌うから…」と変に含んでいた。そう…この私の周囲の表現する【中島みゆきさんを表現するときの含み】が未だに理解出来ない。不思議だ。個人的に楽曲の多くは素晴らしいと思うしドラマ、映画、CM等多方面に起用されている。アーティストとしての魅せ方なのか映り方なのか女性陣が中島みゆきさんを表現するときは不思議な間がある。今もそれは解消されていないのでAIにでも聞いてみようか。

 

 

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糸

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