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餅は長方形で個包装の物を正月、元旦に食べる。

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今週のお題「餅」

 

覚えているのはオーブントースターを使って正月、元旦に食べる餅。でもその頃は未だ子供で小さくて幼いから”どのように”までは記憶にはないな。

電子レンジが自宅の台所に登場するようになってからの正月、元旦に食べる餅は今現在の食べ方とあまり差はないからある程度の記憶はある。

 

例えば、私の実家のスタイルは個包装の餅を袋から開けて取り出し、その長方形の餅の角四隅に水を含ませて電子レンジへ投入する。当たり前だが電子レンジの調理時間により餅が膨らみ始め、そのままほうっておけば膨らみ破裂するような形になる。

それを最大限までやると食べにくくなるから、見ずらい電子レンジの窓をのぞき込み餅の塩梅を伺い「そこだ!」というタイミングで電子レンジの【とりけし】ボタンを、そんなつもりはないのに強く押してレンジの可動を停止させる。【とりけし】のボタンは繰り返し押す回数が一番多いのか不思議とカバー、透明なフィルムのような部分が剥がれかかり指で押し続けているようなくぼみに成っている。

 

電子レンジで調理した餅は四隅の角がかすかに鋭利に残るぐらいで取り出すと、餅の中央付近は個包装から取り出した時とはまったく違うさまに変貌しており、柔らかさが際立っている。少したるんだようにも見えるそれは米っぽさがあらわになる。

 

私の自宅のスタイルというか、生まれてから、餅を知り、食べる、食べ慣れるまでは母が調理、用意したスタイルの餅を口にし続けるのだからそれがそのまま今も自分の食べるスタイルになっているとしか言いようがなかったりもする。

 

電子レンジで膨らませ柔らかくした餅を小皿に注いだ醤油へかるく触れさせて、長方形に切った海苔へ乗せる、その海苔の上にのせた餅の上へよくあるスライスチーズを2等分くらいに手で割き餅へ乗せて完成。…これだけ。

しかし、これだけで不思議と旨くて繰り返し食べ続けてしまう。

学生の頃は10個とか食べていた気がする。

今は2個食べれば十分。

満足してしまい、他の正月料理をつまんでしまう。

正月の時期以外に餅を口にすることがない私だが、世間様では正月の時期以外でも餅はご自宅に常用しており、よく食べるような事を耳にしたこともある。

 

それはそうだ。スーパーに行くと入店して直ぐに餅が陳列されているのをみかける時もある。正月とは関係性がない季節だろうがそれは推しで売られている。

 

きな粉が好きでスイーツ等、きな粉味をよく口にするのにも関わらず正月の餅に対してきな粉をあわせて食べることはしないな。そのへんはなんともいいがたい。

さて、来年は2個に留まるか元旦の餅。