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祖母と父と母と妻に愛人と恋人|【アルベール・カミュ】AmazonPrimeVideo

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時折、観るものに迷う いつものことだけど そもそも見ようと思ってアクセスしていないからか 流そうとしてアクセスして、そこからサムネイル画像とタイトルで選定する 当然に当たりも引けば、外れにも直面する

 

今回は【アルベール・カミュ】サムネイル画像は俳優のようなモデルかと思う立ち姿が決まっていた 個人名がタイトルに掲げてある場合は自伝的な作品が多い為、直ぐにそれだと悟った 簡単に書かれているあらずじを読むと”プレイボーイ”として生きた哲学者とあった しかし、蓋を開けてみれば内戦にまつわる描写もあり「あーっ…amazon prime videoは遠回しに今を考えさせたいのかな」なんてことも思えた 主人公、アルベール・カミュの故郷がアルジェリアでありフランス・アルザスに関連する内戦時代をも描いていて綺麗過ぎる描写ではないのが正直なところだった

 

アルベール・カミュの生き方も多くの人が真似できるような進み方がではないが、美人薄命のような映り方だ 妻子があり、職場に愛人がいて、次に関係した女性は非常に若いデンマーク人 観ている側からすれば楽観的にだが、当事者達にとってはたまったものではない環境だろう 作品の趣旨としはその関係してきた女性側からの視点で描かれていると記載があるがそこは少し微妙に感じたのは最後まで鑑賞した後にその文章を読んだからかもしれない

 

アルベール・カミュデンマーク人の女性と関係を持ち始めた時代、老いが併せて結核の再発がでたことで1度は距離をとるが再会する 老いに気づき解消できない自分自身と自問自答している一時が存在するのは、才を持つ人の宿命のように歴史に名前が残っている偉人達からは受け止められるが、そう思うのは私だけではないはず 理由や原因もそうであるように薄命に持って行かれる時を引き込んでいるようだと解釈している

 

アルベール・カミュのような女性遍歴を見ると毎回思うのは次のステップに足を向ける為とか、新しい感情を生み出す手立てとして女性を追いかけ、求めるように感じる

2度目の結核、再発の告知をした担当医がアルベール・カミュへ症状と今後を説明している中での言葉「気を付けないと…若くないんだから…抑えないと…いつもフルパワー…”感情”も抑制しないと」とアルベール・カミュに注意している ”感情”も制限されてしまうのは血圧の比喩なのか、本質的に感情を指してるならば病気に感情が影響するというのは幾分はがゆいな

 

アルベール・カミュ(1913年11月7日 – 1960年1月4日)は、フランスの小説家、劇作家、哲学者、随筆家、ジャーナリスト、批評家でした。彼の著作は、不条理、反抗、そして人間の尊厳の概念に焦点を当てています。

カミュはフランスのアルジェリアの労働者階級の家庭に生まれました。彼は幼い頃に両親を亡くし、叔母によって育てられました。彼はアルジェ大学で哲学を学び、1937年に卒業しました。

カミュは1930年代にジャーナリストとして働き始め、アルジェリア民族主義運動とフランスの植民地支配に反対しました。彼はまた、第二次世界大戦中はレジスタンス運動に参加しました。

カミュの最初の小説「異邦人」(1942年)は、不条理の概念を探求した作品として広く知られています。この小説は、母親の葬式の翌日に、無意味な殺人を犯した若い男の物語です。彼は裁判で有罪となり、死刑を宣告されます。彼は自分の行為が不条理であることを理解しているが、それでも自分の運命を受け入れる。

カミュの他の重要な作品には、戯曲「カリギュラ」(1944年)、小説「ペスト」(1947年)、エッセイ集「反抗の理論」(1951年)などがあります。

カミュは1957年にノーベル文学賞を受賞しました。彼は、不条理と反抗の概念を探求した作品で、現代思想に大きな影響を与えました。

参考、出典:Bard.Google.com