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単語しか口に出来ず申し訳なかった|【浜松町駅編】

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モノレールを浜松町で降りて、山手線に乗り換える為に改札を通過する 山手線の切符を購入していなかった為に改札が連結されている場所の脇の方に用意されている券売機へ向かう 複雑な環境の為に一瞬でそこだ、それだと理解出来る人は少ない為に駅員さんも繰り返しアナウンスしている「山手線へお乗り換えは黄色い券売機でお買い求めください!」と続ける わたしも山手線の切符を買うのに券売機で硬貨を投入しようとしたら隣の券売機でわたしと同様に切符を買おうとしている女性が話しかけてきた『...insert...coin...where...?』というようなことが最初うまく聞き取れなかった まさか英語で聞かれるとは思いもよらず東京から離れて数年経過してしまったので外国人との当たり前に顔を合せる環境に今はおらず少し面食らった この券売機も微妙に複雑で外国人と田舎の人間には難しい設定だと思う モノレールに乗ってきて山手線に乗り換えるのには、乗車してきた切符をこの券売機に投入し、次の山手線分の運賃を払うと切符が排出される 質問してきたアジア系の女性はフリーパス券のような切符を持っていたので拝借し目を通すと山手線までは有効の切符みたいだったが正確ではないので側にいた駅員に確認してくるという旨を伝えようとしたら…口から出た英語は「that...staff...conversation...」と意味不明な単語をわたしは口にしていた それで汲み取って貰えたから良かったが、なんとなくジェスチャーも加えたから伝わったのかもしれない、気持ちは 気を利かせてせめて「I ... asking...her...」と言えれば違ったのにと大して変わり映えのない英語を頭で後日イメージしていた

MicrosoftBingで当日の口にしたかった言葉を訳してもらうと…

【確認したいから、あの駅員さんにきいてくるね】、【】内を英訳してください。
"I'll go ask that station staff to confirm." となります。

出典:Bing

「環境が違うとこうも冷静さを欠くかというくらい構内の騒音と自分も帰路にいたからか、頭は全く機能しなかった」日常で使わなくなり、口にしなくなった英語は直ぐにはでてこない事実を味わい少し悲しくもあった

結果は『そのチケットで山手線に乗れますよ』という回答を頂き、再度女性にOKの内容を単語で伝え一緒に並んで改札を抜けた そうすると今度はその女性が目的地、自分が行くホテルの近くの駅は山手線2番か3番線どちらに乗り何個目の駅で降りるのか?それはなんという名前の駅だ?と聞いてきた…嬉しいけど難しかったな 久しぶりの東京で山手線の内回り、外回りさえ把握していない所にこの質問で相手は日本人でもなければ旅行者 なんとか協力したいのでつきあった 再度、単語を繰り返し「あなたが行くホテルの住所は?」と質問すると自身のスマホGoogle.Mapのような案内表示をみせてくれたが…母国語表記であり、わたしには読めない…地元で行ったベトナム料理屋の記憶が蘇る 心の中で「読めないし、理解できないよ…」無言が一瞬続いたから彼女はわたしが読めずに理解できないことを察してくれて『あなたグーグルマップだせる?』と聞いてきた 運よく彼女の行き先、ホテル名は英語表記であったためそれをわたしのスマホでグーグルマップに入力、検索をかけた 渋谷と世田谷区の間のあたりにあるホテルのようで田園都市線にまで乗り換えることがわかった コレをまたわたしの片言で説明してあげるのは申し訳ないが、出来る限りの単語を使い伝えると彼女は理解出来たような返事をしてくれたので勝手に落着とする

この時に彼女がスマホで見せてくれた次の、山手線で乗り換える駅は恵比寿の次で、浜松町駅から8個先の駅だという情報だけが表示されており何故か渋谷という文字が表記されないwebサイトだった そのために彼女はわたしに『8個目駅は何て名前だ?』と聞いてくるのだが、困惑していたわたしは渋谷駅の名前が全く出てこず、それによりまた焦り、やっとこさ自分のスマホを取り出し恵比寿の次は渋谷だよと伝えられた こんな小さな事さえ焦ると、環境が変わると人間いつも通りが保てないものなのかと痛感させられた日だ

唯一は彼女が『Thankyou ByeBye』を口にしてくれたので救われたようなものだ

帰り道は「なんだか申し訳なかったな」がずっと頭の中を巡っていた