前に進むための場所

過去の掘り起こしを未来に繋げる

花火は家のベランダから見えた

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花火は夏の風物詩だと了知していた 今年改めて花火大会がネットの広告、記事等で目立ったのは9月から10月にかけてだと思う 夏に開催されていた利根川の花火大会は軽率過ぎて足を運べず断念してしまったが地元市内で行われる花火大会であれば打ち上げ距離から約15km以内に位置しているので住まいのベランダから見えるだろうと淡い期待を持ち会場付近には行かないことを決めていた なにしろ通行止めの道路が本当にメインの大通りであり”ソコ”が大会中は通れないとなると田舎のバイパスは細い道も多いのでかなりの大渋滞を引き起こすことが簡単に予想され、要は撮影目的として軽い気持ちで入ってしまえば出てくる、帰路は2倍、3倍の時間がかかってしまうだろう どうしてもそこに立ち向かうだけの熱量は起こすことが出来なかった

 

当日、花火大会の開催時間が18時ということもあり出先から16時を目安に帰りの道路を走った 既に関連する国道は混み始めていた 場所取りや当日に行く予定にした観覧車が集まり始めたのだろう 18時より前に無事帰宅することができたわたしは適当に時間を過ごしていると”ソノ”ことは忘れてしまっていたが「ドン…ドンっ!ドンっド!!」と花火の鳴る音が聞こえてきたので瞬時に思い出した ここからは不可解だったが子供の様にベランダに走り観れる?かどうかを確認した 期待していなかったクセに体の反応の速さと気持ちが躍動したことには一人で恥ずかしくなってしまった

打ち上げ数は【20001発】とのこと 結構な数だ 運悪く少し風が強かった土曜日

10月の18時は寒い 風が冷たい 昼間は気温が上がり重ね着していた上着を脱がねば過ごせないほどにとすら感じていたのに打って変わって花火が打ちあがった時間は北風を思わせる肌の感触 会場付近へで見上げている人たちは下も上も厚着、重ね着、防寒をしていなければ1時間も観てられないのではと花火を眺めながら思った 20代の頃は多分それがイイトコロだなんて言っただろうし、寒さをまた巧く利用して楽しめたのではとも回想したが、今ではそういうわけにはいかない

隣の部屋の住人もベランダから花火を観ようとベランダに出てきた音が聞こえた 花火の方角的には私が前方になってしまうので気を使って、わたしはカメラだけ掲げ花火の打ち上がる方向に向け手を伸ばし、体はベランダへ隠すようにしゃがみ込み出来るだけ隣の部屋の住人が打ちあがる花火が観れるように仕向けた 手は、腕はカメラを支え、モニターだけを覗きズームでピントや画角をあわせシャッターを切る、夢中でその瞬間を収めようとボタンを押すが花火の音、見える距離、カメラのモニターから見える開く前の花火、シャッタースピード…どれもがタイミングが噛み合わずにすべてがズレていくので驚いた こんなにも噛み合わない物があるのかと逆に興奮し楽しくなった これを体験してしまうと日常で見ているInstagram等の”動”を生かして撮影している方々は真、恐ろし屋と感心させられる 機材も勿論あるだろうがよく言う『待つ』ということを理解したり出来なかったりだ

ブログ記事を書いている合間にフィンランド?映画を観ていてたまには、Microsoft bingの生成AIをつかってみようということで「背景を花火、フィンランド女性…」とプロンプトを打ってみたら↓

Microsoft Bingから生成

…けっこうな違和感ができあがりました。