脚本:後藤法子さん「復讐シリーズ」
2015年【銭】、2017年【嘘】に続き6年振りとなる作品
主人公の共通するキーワードは暗記力?...記憶力なのでしょうか
【銭】は証券会社勤務→数字の記憶
【嘘】は詐欺師→過去の事件の記憶
【罠の戦争】は議員秘書→仕える長の人間関係の記憶
主人公は引き続き草彅さん/音楽テーマ曲も前作に続き、菅野祐悟さん
BGMについて
ドラマなどの音楽について思うところ、ドラマが1話からスタートした時に流れていた曲に印象が残り記憶づけされている気がする
例えば、そのドラマで使用されていた曲がいつか別の場所で耳に入ると関連するドラマ、あくまで好意のあったドラマのシーンが頭の中で映像として蘇る
ドラマ映像と曲がシンクロしている
もし、好意を持つドラマで毎回違う曲が流れていたらどうなるんだろうか?
うまい表現は思いつかないが同じようにシンクロし続けるのか
ドラマを観ていてシーンによって最高のタイミングであらゆる挿入歌、曲が入り込んだ際に感情が高ぶるのは幾度となく経験している 相乗効果でそのドラマを再度視聴することにも繋がっている
その曲が流れていたあのシーンだから感情に深く刺さった、もしくは逆にあのシーンでその曲が流れたことによってアドレナリンが放出されたか 私の答えは出ないが使用された曲の好き嫌いでよりそのドラマを観るようになる人と観なくなる人どちらも少なからず存在していると思う
ストーリーは少し展開を急いでいる感じがする
1話目だが後半急展開に加速したようにみえた
巷ではドラマ冬のレースは【大奥】の一人勝ちの様な記事も見ましたが、すべて未だ1話目が始まったばかり どうひっくり返るか楽しみですね
【罠の戦争】は政治も関わるストーリー
期待したいところでは話題の膨らみや観てるコチラが忙しくなるような高揚感を与えてくれることを願い 際立つキャラがサプライズで登場してくれると嬉しいです
キャストについて
寂しいですね、大杉連さんも【罠】に登場していたかもしれない
【銭】には渡部篤郎さんがいました、今回も登場してくれませんかね
本編、井川さんは地位を確立し落ち着いてしまったように感じます(1話目だけの視点)
岸部さん、高橋さんは相変わらずオーラ全開で君臨している
2人共1話目は大分大人しかったですよね
目を引かれたのは若手俳優「杉野さん」笑みを巧みに細かく感情表現している演技は驚きました なんか雰囲気ありましたね
過去の出演作品はあるのか気になった...と思ったらけっこう出演されていました
失礼致しました こちらの視野が狭かったです
やはり脇をガチガチに固める田口さんは安定していて 今回なんだか瘦せたようにみえシャープに映りました 【王様のレストラン】から好きです
本田さんの演技で「わしづずぅぅ」はキャラ立ち、狙いなんでしょうが耳にキツイです
ベテランの味がディープですね
その他
1話目後半に差し掛かる「リンゴが握りつぶされるシーン」から不思議と韓国ドラマ感が漂う画に感じた スッと頭の中に韓ドラ【製パン王 キム・タック】が回想された
全く関係のない作品なのに、人の頭脳は摩訶不思議です
今後に期待を込めて...
とりあえずフワッと出てきた2人、小澤さん、宮沢さんは鍵になりそうなポジションにいますね これからどんどん前に出てきそうです