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映画【ウィンストン・チャーチル】主演:ゲイリー・オールドマン

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映画【ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男】

主演:ゲイリー・オールドマン

原題:DARCKEST HOUR(2017年イギリス)2018年公開

監督:ジョー・ライト

 

ダンケルク撤退作戦よりほんの少し前のお話

W・チャーチルが議会、国民から支持を得て幕が下りる

 

結果、クリックしてこの映画を観たがもしタイトルが【Darckest Hour】と書かれていたら素通りした可能性は高い サムネイルもゲイリー・オールドマンがW・チャーチルの雰囲気を醸しているが一目では皆目つかない ここは制作、配信側の勝利と感じた タイトルが映画【ウィンストン・チャーチル】主演:ゲイリー・オールドマンと書かれていたからクリックした 優先度はゲイリー・オールドマン、後に続いてウィンストン・チャーチルだ それは個人の好みだからしょうがない

 

ストーリーはチャーチルが首相になる前からはじまる

静かに進んでいき、緊張感がほど良く伝わる映像だと思う

 

チャーチルをゲイリーオールドマンが演じているが私にはゲイリーオールドマンがチャーチルの格好をしているように映った 私に映る彼はそれ程に映画【レオン】から抜け出せていない あの時のノーマン役(若かりしゲイリー・オールドマン)は当時、高校生くらいだった私にはインパクトが絶大だった 映画【レオン】クライマックスに向けてノーマンは本性やサイコ的な要素をむき出しにしていく サプリメントのようなカプセルを口にするシーンは今でも直ぐに思いだせる 

 

この映画のチャーチル役(ゲイリー・オールドマン)は顔がアップで映ってしまうとモロに目がゲイリー・オールドマンでしかない 口もしかり ある意味では物凄い個性だと感じた

 

シーン中盤にチャーチルと妻の寝室のやり取りがある

チャーチルが日々財産を散在し、妻がそれを大きく指摘する内容だ

ここでは流石、チャーチルの子供っぽさや妻への甘えを演じ ストーリー中の緊張感から切り離す雰囲気を作っている

こういった夫婦間のシーンは洋画独特だと思う 邦画では夫が妻にへりくだり、甘えを強調し遠く許しを請うような視点があまりない気がする

 

別の媒体、海外ドラマ【クラウン】に登場しているW・チャーチルの所感が強かったせいもあり今作品はあまりイメージが追い付かなかった

【クラウン】の中のチャーチルと今作品のチャーチルを比較するわけではないが、どちらの作品でも目を引くのがチャーチルの秘書(タイプライター)名前はエリザベス?(Ms.レイトン?) 彼女がどう見ても鍵を握っていた風に映るし、チャーチルの精神的支柱に感じてしまう

 

こういった歴史ものは1度目の鑑賞後に要所要所を調べながら繰り返し観ると旨味が増す利点もある ダンケルク撤退作戦までの詳細はなかなか興味深い