橘しおりの復活で展開は渦を巻く【ドラマ 最愛】
私はダイちゃんが犯人だと思う。
6話までしかTVerでは見ることが出来ない。
そして、巧みなことに4話は歯抜けされており視聴できない設定になっていた。
4話は察する所このドラマ【最愛】の前半部分で重要な箇所だと思う。
ユウ(柊木陽太)が逃げ、ダイキ(宮下洸平)が追い、そのような予告を3話の終わりで観た。
脚本、演出がよく魅入ったのか。
役者が勢ぞろいしたか匠だ。
ドラマ【最愛】
前半に新宿バスタが映るところがあるのでそれほど古いドラマではないことに気が付く。新宿バスタは奇妙にも最近開業したかのような印象がぬけない。既に5年は経過しているはずだ。もう少し時間は経過しているか。
あらすじとしては、大学時代の駅伝部メンバーとそれを取り巻く環境、主人公ヒロインはリオ(吉高由里子)。リオの父は大学?の寮夫をしている。※ここで時代背景、場面設定が少し困惑するが高校時代、大学時代と交錯するシーンが重なる※家庭環境も少し複雑に構成。事件は学生寮の中で起き、その後全員の将来、進路に影響し舞台は東京へ移る。リオ(吉高由里子)にシンデレラストーリーを持たせることでダイキ(宮下洸平)との関係にも一線を引いているように映る。時折2人だけのシーンで描かれる恋愛像のような場面は距離を作り、高低差を持たせた位置で演出されていた。(ロミオとジュリエットか…)
タイトル【最愛】に含まれる家族愛、姉弟愛、親子愛、恋人、想いを寄せる相手に対して感情が生み出した事件をきっかけに交錯していく相関図。
5話の大事な場面、ものすごいタイミングで主題歌が流れる。
流石だと感じた。
ダイキ(宮下洸平)は大学時代の事件後、警察の職についていた。
バディを組むような後輩、部下の桑田(佐久間由衣)が時折5話までに見せる上司、ダイキ(宮下洸平)へ向けた視線と表情は何かを察したようだった。
この時点で私は
「やっぱりな…」と考えた。
しかし、ドラマはただ、大学時代の恋愛関係にあったリオとダイキを察し事件に私的感情を入れるなというさまを見せていく。
これは布石だと私は思った。
事件で使われた道具は鉄製の長い杭のような形状をしており、低学年の小学生が相手のいきおいも使ってだが殺人にいたることはないと想定した。(個人的な見解)
遺体を運ぶにしてもドラマの中でひとりでは運べないといったセリフが出た。
要するに見え隠れさせている共犯者を匂わせた。
ユウとリオが父を失いネガティブに生きるところ、ダイキは刑事となり支える風だが考察するにダイキがユウをかばうことでリオを守れるために事件の当事者であったのではないかと感じている。
そんな中、6話終盤物語の視点がシオリ(旧姓:松村 田中みな実)に注がれた。
ダイキが先に振り返る、むかし撮られた駅伝部による集合写真の”左から2番目”に映っていたのはシオリだった。
少し浮いていたキャラのフリーライター、シオリが改めて相関図に加わって来た。
シオリの過去は1度触れられるような形から手を引かれたがこれでまた一気に再燃。
考察は出発点へ…