映画が好きなのか映像に魅了されているのか。子供の頃は夜の○○ロードショー、地上波で流れる日本語訳にされた映画しか観る事が出来なかった。ゴールデンウイーク、お正月とかには父、姉と共にレンタル店へ行き各々の好きな作品をレンタルして観る事ができた。高校生の時にはレンタルショップでアルバイトをしていたので従業員割引がありレンタル作品を1本100円で借りることが可能だった。内容が理解出来ない物も沢山観た。成人するまでに理解出来た作品なんて3割程度ではないか。
社会人になり数年はそんな時間がなかった。ある程度東京の時間に慣れが出てくるとそれが可能な時間が出来たり、それでしか埋めることが出来ない時間が発生した。
この頃は出演している俳優さんで観る作品を選んだり、監督の名前でレンタルする映画を手に取るようにしていた。たくさん観た。
つい先日、急に映画を観る事に飽きが来たのかと頭に浮かんだ。明確な理由はわからないがそんな気持ちが優先された。少し思考、嗜好を替えてドキュメンタリー作品に寄せて観る物、選ぶものの視点をずらしてみることにした。
【新世界】
AmazonPrimeVideoで観れる。詳細を読んでも一般的な映画のジャンルに属する風ではない。ドキュメンタリータッチな作品と受け止められ映画として掲載されている様にみえた。
- ドキュメンタリーであり演じないので生生しい。
- 繋ぎ映像だがインタビューが、人の動きが当然リアル。
- その場所の過去写真と現代映像を比較させている。
- 各々の国と各フォーカスしている人物が興味深い。
- ガチョウの羽を毟る職業は身の毛がよだつ。
- 旅と言うテーマを違った視点で捉えている。
映画ばかりほぼ毎日観ていた自分にとってはとても新鮮な映像だった。訪れる国もインタビューされる人物も短い尺であり点々とするところに巧さもあるのかもしれない。
オーストリア=ハンガリー二重帝国は、1867年のアウスグライヒによって成立した同君連合の二重帝国であり、オーストリア帝国とハンガリー王国からなります。ハプスブルク家のオーストリア皇帝がハンガリー国王を兼ねる体制で、それぞれ別な政府と国会を持っていました。 この帝国は多民族国家であり、帝国内の諸民族の独立運動が強まったため、アウスグライヒによって成立しました。
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