前に進むための場所

過去の掘り起こしを未来に繋げる

衝動的過ぎる

1. 衝動的とは

「衝動を感じてそれをそのまま行動にうつしてしまうさま」
2. 思い立ったが吉日

「なにかしようと決意したら、そう思った日を吉日としてすぐ取りかかるのが良いという意味」

 この2つから離れることが出来ずにここまできた。

 

 自分が過ごしてきた時間の中で「思い立ったが吉日」と思い行動して最良だったことはない。それ故に学んだことは行動にうつす前に誰かに相談したり、ゆっくり時間をかけて精査してから動くべきだろう。

 

 幾度となく、なんでそんな行動をとったのか自分でも理解は出来ていない時は多い。
少し考えれば周囲に迷惑をかける事がない振舞い方は当たり前にあったはず。なぜその時はそうしてしまったのか。

 

 当時、私は12歳に満たないくらいだったと思う。この頃夕方17時~18時くらいの時間帯にテレビ東京では「キャプテン翼」が放送されていた。私はこれを横になりながら観ていた。そのアニメのエンディングテーマが流れ終わりに近づくと観ていたアニメに感化され、自宅の前でサッカーボールを蹴り壁にぶつけて遊んでいた。そして身体が温まってくると何故かマラソン?ランニングをしようと頭が切り替わった。
 体力をつける為なのか、本人さえ真意は未だに不明だ。

 

 夕飯の準備をしている母に「少し走ってくる」と一声かけ家を出る。マラソンみたいな事はたまにしていたから、その日も母は特に疑問を持たなかった。私はいつも走るコースがあって自宅から1kmくらいを適当にグルグル周回していた。

 30分ぐらい走った頃に急に頭の中に「S君の家へ遊びに行こう」と思い立つ。自宅へは戻らず、母にも告げず…
走っていた場所から突然S君の家へ向かう。S君の家は自宅の前にプレハブがあり、そこがS君の部屋だった。プレハブの1人部屋だったからこそ時間なんて気にも留めずに行くことが出来たのかもしれない。
 そんな時間から友達が遊びに来ることに疑問がうまれなかったのはS君の親は片親で、その時間は未だ仕事から帰ってきていなかった事もある。小学生が友達の家に遊びに行く理由なんてTVゲーム、ファミコンぐらいしかない。
そのまま夕飯の時間なんて完全に忘れ友達とゲームに没頭する。あっという間に2~3時間は過ぎてしまっただろう。

 

 突然にプレハブのドアがノックされ空いた。母だった。当然そのまま手を引かれ一緒に迎えに来ていた父の車へ乗せられ家へ帰る。
玄関の中へ父と母と私3人が入り終わるや否や、母は私の頭を何度も強く叩いた。
 今思えば夕飯前に運動してくると言って出た切り数時間も帰宅しないのだから何かあったと思うのが親の常だろう。母は私が誘拐でもされたかと思い警察へ連絡しようともしていたと言った。
 父と母にとても心配をかけたにもかかわらず当人はあまりなにも感じていなかった。

 

 両親が心配する所まで考えがおよばず衝動的にとってしまった行動。
何年経ってもこの出来事を思い出してしまう、勿論忘れるつもりもない。