劇場公開が2007年で記載されているのだからだいぶ時間が経過している
当時はDVDで観賞したはずだ、レンタルしてきたと思う
知識が、経験値がその類に乏しく観ていたものだから「なんだかわからない物」を見させられていると感じた
視点が違うその作品映像は誰もが楽しめるような撮り方をしていないんだと受け止めた
多分、途中でリモコンの停止ボタンを押す人もレンタルした人の中にはいたのではないか
この作品【人間椅子】の小説を先に読んでいるのであれば予備知識があるので安全運転だろうが
”コア”な内容が故に観ている時間も、実際のDVD再生時間よりも長く感じていた
この映画のキャストに『小沢真珠さん』がいて、「板尾創路さん」を添えるあたり正直驚くべきセンスを見た気がする
当時はとても特殊なジャンルの作品に感じたが、今となっては私が年を重ねたのか同一製の物を深く観るようになり慣れたのか”この類”を受け入れやすく良質な作品として観賞できる
こんな記事も飛び交っていたからか
「スッと」
頭の片隅から登場した映画【モルグ】を観た記憶があった
この作品は【人間椅子】を観賞するよりもっと昔に観た?理解出来なくて流し見していただけだったような普遍的な記憶
だからなのか…「エドガー・アラン・ポー」の作品【モルグ街の殺人】
を映画化したものが【モルグ】と勝手に思い込んでしまっていた
関連性は特になく
全くもって別の経緯の小説と映画だ
エドガー・アラン・ポーの【モルグ街の殺人】*1は舞台がフランスの推理小説
対して、映画【モルグ】の舞台はデンマーク、病院をフォーカスしたホラーサスペンス
タイトルが似ていただけ…
*1:「モルグ街の殺人」(モルグがいのさつじん、The Murders in the Rue Morgue)は、1841年に発表されたエドガー・アラン・ポーの短編推理小説。ポー自身が編集主筆を務めていた『グレアムズ・マガジン』4月号に掲載された。wikipedia