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介護職員初任者研修(講座受講13回目)

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 講座受講も残すところ3回。

実技、演習は卒業試験へ向け反復練習。併行して座学の復習に入るが皆、約3カ月前に聞いた講義内容は忘れはじめている。改めて個人差が、個々における感じ方に変化が起き、それが明るみになって来ている時期か。働きながら専門職を学ぶ難しさ。

 

 講座13回目の実技は【排泄】に重点を置いた内容だった。

必然的に「リハビリパンツ」、『おむつ』が登場する。

基本の概念として学んだことは痛いほどによく理解できる内容だ。介助対象の方の自尊心、尊厳を守る為にも可能な限りトイレ介助により排泄を済ませることに力を入れる。とにかくリハビリパンツ、おむつの使用はいきつく最後の対応とし考える。

 実習では体験することも含めて「リハビリパンツ」、『おむつ』を介助された。それを介助されることで素材の質感や着けた時に自分が素直に思う感情を味わうことが出来た。

 正直な感想は、「リハビリパンツ」は足を通すだけで履くことができる。日常で自分が履いている下着と履く動作は変わらない。素材が違い見た目が違うだけだ。それゆえに介助されても、自ら履いてもあまり違和感は感じなかったがゴワつきと蒸れる感じが予想よりも強かった。冬場は良くともこれからの時期は辛いだろう。講師が補足で話したように【肌のかぶれ】【痒み】の発生原因は納得だ。

対して、『おむつ』。私がよく聞く言い回しは【テープ】と言われている。憶測だが介助対象の方の自尊心を守るために直接的に『おむつ』とは表現せずに隠語風に【テープ】と口にしているんだと思う。

 このタイプは見た目の大きさ、お尻側のパットの膨らみ方、着用する際に股から通し腰骨部分で留めるという動作が入るので装着された側の心境に変化が訪れるのは間違いない。初期段階では特に感情にも作用するだろう。

 日常生活の中で介助が必要になった人を抱えるご家族、支援側の親族とすれば衣服、ベッドなどが汚れずに済むのであればこれらに頼りたくなるのは理解ができる。介護スタッフ側からすればトイレ介助に当たり前の知識があり、それに対応する時間が確保可能である現実を前者と比較してしまえば当然、この内容はお互いが歩み寄るのは難解な部分。デリケートな問題だ。

 

 

 座学側も勿論のこと卒業試験は用意されている。これを想定し今回も用語の復習がざっと行われた。

虐待の種類には身体、精神、放的、性的、経済と5つあること。自立支援とは重度化防止の為である。チームケアというチームの中に【ボランティアさん】は含まれるのか?感染症対策と飛沫について、また空気感染との違いを理解する。感染経路には根拠がある。マスクを装着する理由を理解する。身体、心においてのストレスマネジメント。介護保険とは強制加入であるか?社会保険方式とは保証すること(されること)により強制加入。社会福祉関連法。福祉の歴史として福祉三法(児童福祉法、身体障害福祉法、生活保護法) 一定条件の元で介護職員が行ってよい医療行為とは? 介護における記録、意義と目的とは公金を使っているという名目。ICFの考え方、振り返り。障がい、家族の抱えるストレス。脳の役割、脳と脊髄、海馬。脱健着患。嚥下、誤嚥対策。プロセスとして、準備期、口腔期、食道期、咽頭期。失禁の種類。

 

 巧く時間を活用し隙間でポイントを押さえにいこう。現段階で予測できることはテキストを網羅した上で試験日を迎えるのは難しそうだ。高得点を取ることを意識せずに、合格点で終われる努力をしよう。

 目的は資格の取得である。