前に進むための場所

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竹の先に水が溜まると「カコーンッ」と響くヤツ|名前が思い出せなかった

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先日、栃木県に所在している白鷺神社へ行った際に”ソレ”の写真を撮りながら一生懸命に頭の中の引き出しを漁るが出てこなかった 名称が頭に浮かばなかった 結局、数日経っても”ソレ”の名前は不明のまま過ごした

 

写真を撮っている時はなぜか…松尾芭蕉『古池や蛙飛び込む…』が繰り返し登場した

 

そうなるともう迷走は止まらず

 

「ふるいけやかわずとびこむ…」

は確かファミコンのカセット 名作【ドラゴンクエスト

ドラクエⅠ(ワン)の”ふっかつのじゅもん”で入力出来たはずだという

幼少期の思い出が無駄に蘇った

(確かこの松尾芭蕉の句をドラクエⅠの復活の呪文に入力すると…ある程度以上にレベルが上げられており戦闘が苦手なロープレ下手でも簡単にストーリー「クエスト」を突き進めるように設定された昭和のチート技と記憶している…しかも復活の呪文は句を全て入力しても文字数が余る…その空白スペースを埋める言葉…水の音『ぱしゃっ』※ゲーム中では小文字使用不可、大文字ひらかなのみの仕様※までを入力すると復活の呪文の文字数がピタリと埋まるハズ…洒落が効いてますよねエニックスさん(笑)※…だった気がします…昔の出来事ですのであしからず)*1

悩んでも、繰り返し悩んでも出てこない名称

直ぐにググってしまうのは惜しい気がした

 

お盆に実家へ寄り

取り敢えず父に聞いてみた

伝え方は「寺とか神社にあり、竹で出来ていて、その竹の先に水が溜まると『カコーンッ』と音を響かせる ドラマや映画でも登場するヤツ…」

と言い放つと

父は即答

【ししおどし(鹿威し】*2

…くやしいけど この辺は流石ですよね

歴史好きだからか、理由はおいておいて

 

母はだいたいこういった類の名称には弱かったりするので

案の定

「そうなの?どうゆう言葉よ?意味は…?」

と知らないのに強気に突っかかって行く意味不明な攻撃態勢は相変わらず

ししおどし
【鹿威し】
作物を荒らす鳥獣をおどし、田畑から追い払うための仕掛け。例、かかし・鳴子(なるこ)・添水(そうず)。
Google.com

綺麗にわたしの疑問は解消されたが

ここから自問自答

果たして【鹿威し(ししおどし)】という名称をそもそも知っていたのかが疑問だ 多分知らなかったと思う 漫画でもドラマでも、映画でも間の繋ぎやシーンの移り変わり、お見合いの席での一幕等で有名な画だと認識はしていたが”ソレ”の正式名称は初めて聞いたのかもしれないと変に納得して事を終えた

 

イメージとしては茶室から障子、フスマを開けると目に入るとか…

千利休に絡むシーンとか…

記憶をふるいにかけても、あまりに馴染みがないこの名称

思い出せないとかではなくて

素で知らなかったんだろうなわたしは…

 

*1:株式会社エニックスは、かつて存在した日本のゲームメーカー、出版社。2003年4月1日に同業のスクウェアと合併し、スクウェア・エニックスとなった。 ウィキペディア

*2:ししおどしとは、田畑を荒らす鳥獣を威嚇し追い払うために設けられる装置類の総称。かかし・鳴子・添水。「鹿脅し」「獅子脅し」「獅子威し」とも書かれるが本来は「鹿威し」である。 ウィキペディア