ルーティンになりつつある週末に洗濯機を可動させたら散歩に出る。
近隣の適当にいつもは足を止めない、歩み寄らない場所をフラフラして写真を撮る。
あっという間に過ぎる小一時間。
この日の目的地は「行こう、食べてみよう」と思い開店してから1度も足を運ぶことなく…そろそろいいかげんに買いに行こうかと思った矢先に閉業していたお店、
【N.Y STAND】の跡地を散策した。
ゴロゴロと大き目の果物をカットして詰めた「フルーツサンド」を主としたお店だった。
店内飲食可でテラス席も併設。「犬様OK」の看板もあった。
隣の県で先に展開されている姉妹店は継続出来ており、その土地の需要を満たしているように感じる。私の地域にはいささかそぐわない価格とラインナップだったんだと思われる。(売り切れ御免や、電話注文しておかないと購入不可だったり…)
フルーツサンドに1,000円以上払うならば、目の前にスーパーがあるからそちらで似たり寄ったりを少しでも安く購入される風潮。商品が少し都会的すぎたのではないだろうか。(コロナ禍もいなめないが…)1年間営業出来ていたのかすらも微妙な所。
しかし残念だ。
ここは店舗裏側には単線の駅、正面側には廃墟に近い状態の旧市民病院が隣接している場所。
店舗に併設している駐車場を奥に歩き進むと直ぐに田んぼが広がる。
今日はこの辺の足元、無造作に生息する植物をゆっくり撮って時間を過ごそうとした。
その矢先、聞いたことない鳥??の鳴き声がした。しかもけっこうな大きさで鳴いている。辺りを見渡すが不明。
急いでデジカメをズームで鳴き声の方へ向ける…
…見えた!!
予想外にデカくて…一瞬なんだかよくわからなくなった。
正直、地元でこういった大きな鳥に遭遇したことは1度もない。…というかこんな所にこんな大きな鳥がナゼいるのか?理解しがたかった。鳥の知識がないために大きさに圧倒された。肉眼では追えない為に手持ちのデジカメの望遠を最大ズームにしてやっと対象がなんだか把握できるぐらいの距離にいる。
その鳥は少し間をおいて何度も鳴いている。甲高い声。
なんだか貴重な体験と思い可能な限り撮影してみた。
自分の手持ちのカメラはスマートフォンとコンパクトデジタルカメラのみ。
鳥を遠方から撮るには優れた何かが必要だったんだろう。
装備が足らなかった。
「楽しいひと時でしたけど、ズームを最大にすると手振れが凄くて常に鳥を見失う始末」
勉強になりました。
「猫様」も登場だったんですが、そっぽ向かれちゃいましたね。
気没した鳥に神経を全て使いきったのか、この後は適当にパシャパシャと撮り、残り時間を楽しんで退けました。
後ほど、家族に写真を転送してみたら「キジ」だよ…との回答が来ました。
私は知識がないのか「キジ」がこんなところに存在することが理解出来ませんでした。
…山でもないのに。不思議なもんですね。
以下は、残り時間に撮った花とか…