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日本の演歌みたいな物語|映画【パラダイスの夕暮れ】

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二人が向かった先はタリンという場所*1

出典:Google.com

 

セクシーにも映る男、ニカンデルと根底にあるものから抜け出せない様な女、イロナ

男女の出逢うきっかけは様々だが、ニカンデルが放つ言葉はどうにも詩的に感じた

単語で会話をするかのように不器用が服を着て歩き続ける

 

花束は一凛でも手元で邪魔になるかもしれないが、気持ちとしては嬉しいだろう

 

二人で泊まったモーテルで、明けた朝に「ルームサービスです。」と言って朝食を運ぶニカンデルはなんだか可愛げがあった そんな時もイロナは常に上がりも下がりもしない自分を思い詰めているように描かれている

 

背景に映るビルの看板はCanon、煙草はMarlboro、ニカンデルが荒れて買ってきた蓄音機はSony…ドツボにはまってしまってなんだかわからない状態に陥ったニカンデルはゴミの中に見つけた、廃棄されたドーナツ版レコードを手に取り耳に充てる仕草をした

チンピラに絡まれたニカンデルはいつものように咥えタバコをしていたが、棒で殴られても、突き飛ばされてもその咥えた煙草が口から放たれることはなかった 時代なのかお国柄なのか不明だが間の取り方、シーンの切り替わりは殺伐としている 突然に海に場所が切り替わりカモメの群れの中、砂浜で2人は煙草を片手に座っている 足元、脇にはラジオがあり歌声が流れ、ラジオのアンテナはしっかりと伸びている ラジオはイロナの品だ

 

終わりにニカルデン、イオナが乗ったタリンへ向かう船のトップに掲げるマークはソビエト連邦の国旗のモチーフ『鎌と槌』

eiga.com

 

*1:タリン(Tallinn)は、エストニア共和国の首都で、バルト海東部のフィンランド湾に面しています。タリンという名前はエストニア語で「デンマークの城」を意味します。タリンは、11世紀にデンマーク人が建設し、13世紀にハンザ同盟都市となりました。1997年には、城壁に囲まれた旧市街が世界遺産に登録されました。旧市街には中世の建物が残っており、絵本の世界に迷い込んだような雰囲気です。タリンの旧市街には、高さ38mの塔があります。この塔はエストニア語で「台所を覗く」を意味し、かつて兵士たちが塔の上から家の台所まで覗き見ることができたという話に由来しています。現在は博物館となっており、タリンの城塞や地下道の歴史が展示されています。
タリンの他の見どころには、次のようなものがあります。
/治安が良い/街がかわいい/食事がおいしい/物価が安い/人が穏やか/自然が豊か。 
引用:bard.google.com