前に進むための場所

過去の掘り起こしを未来に繋げる

現実は知らないが、映像で観るイギリスが好きだから【クラウン エピソード1:カモ狩り】Netflix

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

国王は患っていた。肺をひとつ除去。王女へ引継ぎを考え、行動し始まる。W・チャーチルは圧巻の風体と世論人気、政治力を見せつけた。婿殿は立場と処遇に不満の表情。チャールズは未だ5歳くらい…そんな時を映した「エピソード:1」

エリザベス演じる俳優さんはとても際立つ。だから選ばれ、そういう演出なのだろうがシーンごとに映える。こちらから観ればそれは才能だと感じた。次女マーガレットを演じる俳優さんも負けじとマーガレット感が表情から始まっている仕事っぷりに感無量だ。多分、【ドラマ クラウン】を観るのは2周目だと思う。しかし、飽きはこない。むしろ、いつもどおり深味をみつけたく、聞こえなかったセリフに気づいたりでき2度美味しい。

正直、無理な話だろうが日本の皇室や政治もこういった歴史を魅力的に知らせることはあっても良いのではないかとひとりごととして言う。【クラウン】はエリザベス女王の即位前からの、国王が亡くなる直前の時代からの、結婚式からのスタートだ。歴史の教科書や適当につけて聞き流していた程度のTVで知った知識でもイギリス国王がどうなってエリザベス女王がなんの人かはご存知なはずだ。そこを、結果を知ってはいるが細かく歩みを出来事を、経緯を垣間見るようなところがユニークだ。映像美もエフェクトされるているのは事実だが。

前半、エリザベスの結婚式へ出席するW・チャーチルは策士であることを印象付けるシーンがある。結婚式の出席者としては当たり前に遅れてくるような時間ギリギリのところに妻とやってきた。それでも状況を、観衆の雰囲気さえも感じ取り、車から降り足早に会場へ行こうとする妻を静止し、再度空気を感じ、読み、タイミングを見計らい会場へ足を向け始める。その策は当然のように結果を生み、結婚式直前にW・チャーチルの”人気”を明確なものとアピールする演出にも繋がった。観衆は大きな声を挙げ、エリザベスの結婚式に参列した政治連中もW・チャーチル夫妻の闊歩に総立ちして迎えた。5年振りの再選とし、再君臨したW・チャーチルの威圧が写し出されていた。

余談だが、わたしは彼のシガーはアイデンティティだと勝手に思っている。

 

ドラマ後半、国王はもう長くない自分の命と向き合いながら後継者にそれと併せて仕事の引継ぎを少しづつ始めた。伴って弊害となるのは御存知、海軍士官であったエリザベスの旦那、プライド等があらゆる面で不安視された。それを回避する為にもう人肌脱ぐのが国王の、娘への配慮とし動く。父と婿で向かったカモ狩りの本質。

この回は序章だが、始まりには濃すぎる部分もあってファンとしてはこのうえない。