【くろもち】ではなかったのか?
今週のお題「睡眠」
ある女性は日々呟いていた。『寝れないのヨ。』
付随して『目を閉じるのが怖いのヨ』とも言っていた。
目を閉じてしまうと、もうこの後に自分が目をあけることがないのではないかという恐怖心に襲われるらしい。特に病気をしているわけでもなく、何か症状があるわけでもないらしいが年齢からくるそういった感覚なのだと言っていた。併せて寝ようとするが思う様に寝付けることは皆無とのことだった。
寝れない…という状態は非常にシンドイらしい。
勿論、私にはそんな状態は日々、おきないので心底理解することは無理だ。
いずれその時がやってきてしまうのであれば恐ろしいことであり、辛いだろうなと遠く感じる。
銀座で名の知れたクラブ、倶楽部なのか、そこはわからなかったが【ジュン】表記もカナ?漢字?ローマ字?不明。その店でキャストとして日々奮闘されていた方がその界隈から足を洗い自分のお店、形態はBARだがそこに立つようになってから私は知り合った。あらゆる話を交わし、美味しいといわれる席も幾度となくご相伴にあずかった。なによりその方は食べる事が非常に好きだった。後は週刊文春をとにかく購読していた。スキャンダルが好きというか昔のご自身の仕事のネタ集めが自然と染みつき抜けないルーティンなのだとは思っていた。
年長者と時間を過ごせばおのずと学びは多く。言葉の単語を学ぶ新鮮さも日々おこる。
【くろもち】
と受け取っていた言葉がある。食事の後に口に手をかざし、私へサインを送った。
「クロモチ」
私にはそう聞こえていた。楊枝棒を手渡すとその会話は成立した。楊枝棒を「くろもち」という表現をすることを当時初めて知った。隠語か?業界用語かは不明だが、その時から染みついた”くろもち”という単語。その後の生活に置いて知り合う飲食仲間などに余談で話してみても知っている人間はいなかった。
「くろもち」は楊枝棒を表現する言葉ではありません。楊枝棒を表現する正確な言葉は「楊枝」または「つまようじ」です。
楊枝(ようじ)は、以下のような特徴を持つ道具です:
1. 歯の間に挟まったものを取り除いたり、食物を刺したりするために使用します。
2. 先をとがらせた細く短い木の棒です。
3. 英語では「toothpick」と呼ばれます。楊枝の材料としては、柳(やなぎ)の他に、クロモジ、モモ、スギ、タケなどが使われてきました。特に江戸時代には、クロモジ(黒文字)を皮付きのまま楊枝にしたものが珍重されました。
「くろもち」という言葉は、楊枝とは無関係であり、別の意味を持つ言葉です。楊枝を指す際には、「楊枝」「つまようじ」「爪楊枝」などの言葉を使用するのが適切です。
引用、出典:
「楊枝」と「爪楊枝・つまようじ」の違い・意味と使い方・由来や例文 | 違い.site
楊枝/楊子(ようじ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
まさかの、材料【クロモジ】のことで「くろもち」と言うようになった業界隠語か…