【titirobo】様の記事を拝見させて頂き…
記憶が蘇った…
だいぶ昔の事なのにフラッシュバックというのか瞬間映像のように記憶が蘇った
当時、「祐天寺」*1駅から徒歩数分に住む友人とよく遊んでいた
(祐天寺を昔は渋谷区だと勘違いしていた私、祐天寺は東京都目黒区)
その子が借りるマンションがあるのが何口かもう忘れたが
確か、駅を出て右手の方角にマクドナルドがあったはずだ
1度だけ「朝からイケメンがマックをテイクアウトしてるなんて、東京は凄いな…」なんてことを思い…チラッと顔を覗いたら…
機嫌が悪そうな表情の
【保坂尚希】*2さんでした…
田舎者のわたしは、「芸能人でもマックをテイクアウトするんだぁ…」と意味不明なことを強く考えていた
…して
その子は会社の先輩がワーキングホリデーでオーストラリアへ行き、日本を離れている間ペットのリスの飼育を任されていた
しかし、その子も会社の慰安旅行で海外へ数日間日本を離れることになった
そうすると何故か私に「お預かりしているリス」の世話を依頼してきた
頼まれてしまうと、断れない私は自動的に世話することになった
特に難しい作業はなく
その子が住む祐天寺駅から徒歩数分のマンション【女性専用】へ行き
合鍵で入り、リス小屋の掃除をし、リスの餌を用意して完了
それを数回繰り返せばミッション完了だ
特に何事もなく依頼されたリスの世話は終了を迎え
祐天寺に住む子が日本に帰国したので、祐天寺駅で待ち合わせ
リスの近況報告もふまえ、その子が借りているマンションへ2人で向かった
部屋に入ると、とりあえず旅行の荷物を下ろし適当に落ち着こうとすると
二人とも部屋の中の違和感に直ぐ気づく
近日、この部屋から片づけをして最後に後にしたのは私だし
今、同席している人はこの部屋の家主だから
異変にすぐさま気づいた
『確実に誰かが侵入し部屋を利用した』
何故、荒らしたのではなく”利用”したと思ったのかは
この部屋は間取りが狭く1R、窓際にベッドを横づけし足半歩分も満たない位置にTVとテーブルがレイアウトされている
テーブルは天板が透明で中にジュエリー等が飾り収納できるタイプ
数日前に私がこの部屋を利用したので、TVのリモコンなどの配置を正確に覚えている
「気持ち悪さ」
それはあるべき物の位置が、いつもと違う位置にあった為
それは、ベッドの上に
TVのリモコンが置いてあり、角度はTVを観ていただろう角度に置かれ
そのリモコンの脇には髪をとかす大き目の櫛が添えてあった
二人とも当然だが”ソコ”へ”それら”は置かない
気持ち悪い程綺麗に、ベッドの上にTVのリモコンと櫛が置きならべてある
TVをさっき見ていたかのように…
気持ち悪いのは「ヒトの部屋でくつろぎ、TVを観ながら髪を櫛でとかしたのか?」
その後、貴金属を盗む?
気持ち悪い
そもそも女性か侵入したのか??
次の瞬間に目に入ってきたのは
テーブル内に収納されたジュエリー等は綺麗に”誰か”に荒らされ持って行かれた形跡
『泥棒に入られた!?』
しかし、「どうやって…????」この部屋はオートロックマンションで女性専用
部屋の鍵は閉まっていた
極めつけにこの部屋は10階にある
15階程度ある建物の10階に位置し、1つだけある部屋の窓を開けても足かせのような物は存在しないし、立てかける場所もないはず
ベランダも存在しない
理解できない
居住者「その子」は動転し始めたので、運よくこの部屋、このマンションは祐天寺駅の近くなので駅の交番へ2人で行き【一部始終】を交番に居た2人の警察官へ説明
直ぐに犯行現場だろう、その部屋へ同行してくれて現場検証を開始
指紋等も採取
警察官2人共、当然だがどうやって入ったかはなんとも言えないらしい
とりあえず2次災害を未然に防ぐ為に、部屋の鍵を直ぐ交換するよううながされた
危険度が高いので私も直ぐに鍵屋を呼ぶように説得
無事にその日の深夜、【祐天寺の部屋】の鍵は業者によって交換された
それから数日経った
ある日、
再度「祐天寺の子」から家を空けるので再度、リスの世話を頼まれた
特に私側のスケジュールには問題がなかったので依頼を受け
昼過ぎだったかに【祐天寺の部屋】へ向かった
いつも通り女性専用マンションのオートロック入り口を
新しく交換作成した合鍵を使い通過
エレベーターに乗り、新品のスペアキーを使い部屋へ入った
当たり前だが振り返り、一人暮らしの癖、部屋に入ったら鍵を閉める
その約10秒!!後
理解できない状況に陥る…
部屋の鍵穴に鍵だろう物を差し込まれ開けようと繰り返し
『ガチャガチャ』音が鳴り続ける
又、同時に女性専用オートロックマンションの入り口にある部屋のインターホンが
継続的に押され
部屋にインターホンの音が鳴り続ける…
部屋に入ったわたしは前から後ろから威嚇されているような状態
正直この時「どうしていいかわからなかった」
「どうすることもできなかった」
あまりに長い時間【インターホンも部屋の鍵穴】も攻撃され続けているので
ドアを開けてみようかと考えた
…がしかし開けて目の前に立つ人間だろうソレが『刃物か拳銃』を所持していたらどうしようかネガティブに感じたので直ぐにその考えは止めた
数分だったか?それ以上に長時間その攻撃は継続されたか
挟み打ちのようなその状況は終わりを迎えた
「諦めて帰ったのか?」
鍵を交換されているとは思わなかったのか、
一応、【その訪問者たち】に想定外を作り出せたので
私は助かったのだろう
居合わせたらと思うとゾッとした
そもそも部屋の鍵は「どうやって?」
「いつのまに合鍵まで作られていたのだろうか?」
ナニゴトもなく終えられたことを受け止めるだけで精一杯だった当時
部屋のドアを1枚挟んではいるが、
実際に迫られると何もできないことを痛感させれた出来事であり
恐怖体験の1つ
部屋の鍵を交換していて本当に良かった
部屋の鍵を交換していなかったらと思うとゾッとします