今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」
実際のところ野球、ソフトボールはバスケの面白さに取りつかれてしまい、小学校4年生くらいを最後にやらなくなってしまった。
目が悪くなってきたことも自然に影響されたんだろう。
当時の日本のプロ野球チームにはまだ【近鉄バッファローズ】【阪急ブレーブス】がパ・リーグで活躍していたな。
並行して自分たちの遊びのひとつは任天堂のファミコンでカセットは「ファミスタ」を野球友達と対戦し続けることにとにかく時間を費やしていた時代だ。
確か、初期のファミスタはRチーム(レイルウェイズ)として近鉄&阪急の選手合同チームみたいな感じだった。そもそも全チームは作成されてなかったしな初期版は。
ナムコスターズ抜いて数えても9チーム。入れて10チーム。
当時はそれで充分だったし、疑問すら浮かばなかった。とにかく楽しかったし。
負けず嫌いは少しあった方だけど、なんだか子供のころから変なこだわりがあって…どうしてもナムコスターズを使って勝ち続けたかったな。
初期版ではまだナムコスターズの「ぴの」選手が控え登録で代打とかで使わなきゃいけなかった。先発メンバー1番打者の「まっぴ」もダメではないけど「ぴの」を知って、比較してしまうとおのずと「ぴの」だよりになってしまっていた。
とにかく「ぴの」で出塁して、2番打者「ばろん」で送って、3番「ふぁいか」と4番「ぱっく」で打ちたいみたいな流れ。守備は投げたいエース「ぴぴ」が鉄板の先発、球速がかなり速かったので体力持つとこまで奮闘させて抑えに「きゃらか」でなんとか逃げ切れるかみたいな試合運びしか出来なかったな。
【ファミスタ'88】からは追加チーム「M」メジャーリーガーズが選べるようになった。勿論現実でもそうであったようにメジャーリーグをモデルにした選手のラインナップなのでほぼチート的なチームだ。当時の日本の選手達との能力差は歴然。
子供の遊び特有の不思議な暗黙の了解もあり「みんなに断りなし」にMチームを使うのは何故かブーイングが出た。
それぐらいMチームの選手の能力は高いし、野球うまい、下手じゃなくファミコンの操作に慣れていなくてもある程度うごかせれば負けない設定のチームだった。
まぁ私はそれはそれで面白かったが周りはうるさかったな。
メジャーリーガーズ…Mチームで投げたいのは「らいあん」。
完投、完封も狙えるが抑えに変化球が強い「えかすり」も使えたので安定した試合運びをいつも狙えた。
打者陣はなんだか馴染まず使い慣れなかったが、とにかく「かんせい」で打ちたい気持ちが強かった。メジャーリーグの情報なんて当時はあまりなく、多分TVで耳にしたことあるからモデルが【カンセコ】選手だと気付き愛着があったんだと思う。
この時のナムコスターズ…Nチーム「ぴの」は先発1番打者で登録されてた。全体的に平均を保つようなチーム設定をされていたのでNチームを使い勝ち続けるのは本当に困難だった。
思い返せば他の日本のプロ野球チームをモデルにしたGチーム、Lチーム…巨人、西武と分かりやすい方が確実にゲームには勝てただろう。それでも私はNチーム、ナムコスターズを使うことにこだわり「ぴの」で打って勝ちたかった。
いまではあの当時のような熱量を野球ゲームに持つことは出来ないけど、また時間作って遊んでみたいな。任天堂Switch版があるみたいだし、見ちゃうと惹かれますね。