前から読んでみたかった漫画「紛争でしたら八田まで」1巻。
ある程度の物ならばネットでクリックをしていけば自宅に届くシステムが構築されているのでお店へ足を運ばなくとも届くことを待てばいともたやすく手に取ることが出来る。
特に理由はないがこの1巻目を購入し読み始めるのに少し時間がかかった。
長いこと漫画を読んでいなかった。自ら手に取るのは久しぶりだ。
近年…14年前か…当時は週刊物のスピリッツ、モーニングを買って読んでいた。
毎週欠かさなかったと思う。それぐらい時間が余っていた?自分の時間が持てていた。
【八田】を読むきっかけになったのは【地政学リスク】について漠然と調べていて、何かその系統の本を読んでみたくてネットで検索していた時期に目にとまったと記憶している。
漫画【正直不動産】の時もそうだったが、とりあえず…を漫画からはいるのは常套手段だと考える。
結果やコスパも良いと実感している。時間の使い方としてもストレスフリーだ。
ミャンマー企業紛争編が最初のストーリーになっている。
久しぶりに読む漫画はとても新鮮で、書き出しには決まりごとなどないのだろうが突然開始され、自分はあたかも途中から乗車させられたようなニュアンスを感じた。
のっけからイギリスの食べ物「マーマイト」なるものを口にしていた。
テンポも絵もキャラ設定も好きな感じの作品だ。私は、画やデザインも好きになれないと読み続けられないことが多い。
最初のストーリー【ミャンマー企業紛争編】は3話で完結に向かう。
その最後の方のシーン…
ゆっくりと読み進めていく中で、このシーンで涙腺が緩んだ。
「???」自分に疑問も湧いたが、私なりに主人公「八田」のバックグラウンドを勝手に解釈したことによるものだろう。
私はここまで普通と言われるような生き方をしてきているからか【紛争】に関しての知識も乏しい(勤勉でないのも大きな理由だ)そういった何かを体験したこともない。
共鳴できるなどということは、おこがましくもあるだろう。
まぁそこまで深く考えて読むこともないだろうし純粋に得れるものは得たい。
2巻が楽しみ。