私がとらわれていた「しなきゃ」は朝起きて顔を【洗顔料】を使って洗わなきゃいけないと認識していたことでした。
…でしたと書いているのは現在は【洗顔料】を使用していないからです。
中学校にあがった頃から姉の影響もあり朝起きたら洗顔料を使い顔を洗う。洗顔料により仕上がりは異なるだろうがとにかく「サッパリするし、気持ちが良い」のもついてくる。
ここから何十年もそれがルーティンになり正解だと思っていた。勿論、肌にも良いと自信も持っていた気がする。
逆をかえせば朝の洗顔を【洗顔料】を使用しない時は「気持ちが悪い」と感じていたぐらい歯を磨くことより優先順位が高かった。
【朝の洗顔】しなきゃ、【洗顔料】をつかわなきゃ
変化を与えた出来事は2つ
- TVで見た韓国女優さんのインタビュー
- 洗顔料(スクラブ系)を使用することで顔の油分が取れ過ぎた
1. だいぶ昔ではあるが何げなくつけていたTVで見た。ご夫婦でインタビューを受けていた女優業の奥様が自身のコメントで「肌を保つために顔は一切洗わない。ケアをするだけ。」
ここだけ聞いてしまうと極端すぎるので、人によって良いだろうケアの仕方は選ばなければいけないがポイントは「洗わない」ことだろう。とにかく「肌をこすらない」とか「油を落とさない」が着目点だと。
私の対応としては過去、とにかく「洗顔料」を使いお湯で泡立て顔をこすり、お湯で洗い流していた。だから油分は落ちすぎていたかもしれない。
とにかく油分を落とさなきゃいけないと使命感みたいなものがあった。
2. 【洗顔料】のスクラブは私には効果が強すぎたのだろう。単純に顔の油分が落ち、取れ過ぎてしまった。しかし、顔の気分としてはとても爽快感があるので気持ち良すぎて止められなくなってしまった。結果はマイナスに向き肌を傷つけてしまうことの方が多くなってしまった。ただ「しなきゃ」いけない概念が強すぎて長年やめることはできなかったが、ある時口角辺りがスクラブ効果により切れるような症状が起きたことをキッカケに変わることが出来た。
改善は朝、洗顔料を使わない
「洗顔料」を使わず、お湯を水に替え、手を使わずにコットンを使用することにした。最初にコットンに水を含ませ顔をこすらず触っていくようなイメージで済ませる。その後に化粧水を「これでもか!」といような量を別のコットンに含ませ顔をこすらずにつけていく。
これにより肌が荒れることが私はなくなった。【洗顔料】をつかわなくなった当初はなんだか気分が良くはなかったが続けることで特に気にならなくなった。
終わりに
既成概念には安心感がある。そこから外れることは大げさだが勇気がいる。なぜかやってみてから軌道修正したり、試してみることに自分は臆病なのかもしれない。着手することのパターンを変えるだけで生まれる結果は違うのだから「何事もとりあえずやってみる」コレを出来るようになるまでに大分時間がかかってしまった。
「しなきゃ」いけない事なんて人それぞれ、それでもいいのではないでしょうか。