ロイター通信のweb記事で【サブウェイ】が取り上げられていた。
売却うんぬん…という記事で、詳細にはふんわりとした情報だ。
売却の時期、および売却が実際に行われるかどうかは定かではないとした。
個人的には創業者などがコメントで否定していても、のちのち近しい発表があるからニュースに取り上げられたのではないかと感じている。
売却されたとしても味やスタイルは変わらないでいて欲しい。
経営陣が変わると良くも悪くもサービスに動きがあるのが事実だ。
特に飲食業界おいては明確。
- イノベーションが成功し、飛躍的に伸びる
- 特に変化はなく安定した供給を継続する
- 奇をてらい顧客離れが止まらなくなる
売却と共に上記3つの内どれかが発生する流れだと思う。
何も起こらない奇跡というのは難しいだろう。
可能であれば【サンドイッチ屋さんSubway】は好意がある形態のお店なので今と変わらないスタイルを継続して頂きたい。
田舎者の私にはとてつもなく東京を感じるファストフードだった。
地元界隈にはマクドナルド、ロッテリアが唯一のファストフードであり選択肢は限らていた。
20代前半の私は東京都渋谷区”代官山”に強い憧れがあった。
未だ東急東横線代官山駅の側に代官山アドレスが建ちオープンする以前のおはなし。
当時は、代官山に行くだけで、街を回遊しているだけで満足していた。
代官山ぶらりの際、小腹が空いたら「八幡通り沿い」にある【サブウェイ】へ足を運んだ。1度行き、店内のシステムを理解出来ればなんてことないかもしれないが…
当時の片田舎から足を運んでいる無知な小僧からすると【Subway】の注文システムは驚きを通り越して顔面蒼白だった。
サブウェイはサンドイッチを注文すると
「お店のスタッフから、とにかく沢山カスタムオーダーを聞かれる(煽られる)」
- ブレッド(ウィート、ホワイト、セサミ、ハニーオーツ)
- トッピング有料(ベーコン、ツナ、えび、アボカト等)
- 野菜(レタス、トマト、ピーマン、オニオン)
- アクセント野菜 無料(オリーヴ、ピクルス、ホットペッパー)
- ドレッシング(シーザードレッシング、バジルソース、チリソース等)
レギュラーなやり取りだけで上記5回の情報交換がある。
サンドイッチを食べたいだけの田舎者にはありえないぐらいのハードルの高さだった。
緊張を通り越して内心は「尋問されている」心境でしかなかった。
しかし、そんな思いをしても「美味しいから」好きだ。
いまはもうサンドイッチを注文して「足元をすくわれるような思いをすることはなくなった。」
そんな思い出がある【サブウェイ代官山店】もいつのまにか閉店していた。
あそこは立地も好きだったので残って欲しかった。街並みに同化しきれていないような雰囲気がいい感じでもあった。
「サブウェイ代官山店」閉店 代官山唯一のファストフード、八幡通りで25年
現在の住まいでも気軽に行ける距離に【サブウェイ】は存在してくれている。
大幅な変更はなく営業継続をして頂きたい。