1日は24時間だ。そこに個人差がつくことはない。
環境により人によっては、過ぎていく体感速度が違うかもしれない。
時間が過ぎるのは待ってはくれないし、止まっていてもくれない。
常に過去も未来も生み出し続けている。
時間配分について私は過去を振り返りたくないくらいルーズだった。計画性がなく行き当たりばったりを繰り返していた。
時間のルーズさの改善には読書がとても役にたった。時間、計画性に特化した本を読んだわけではないが読書を続けることで考え方や行動が少しづつ変化していった。
「1日の時間配分に対する考え方」については沢山の意見、本が世の中には存在する。その中でも私は最近知ることができた3名の著名人のコメントがとても素晴らしく思えた。
至極当然のことを言っているのだろうが強く印象に残った。
元プロボクサー:フロイド・メイウェザーさん
朝倉未来戦直前の単独インタビューで語っていた
- 1日は24時間”しかない”
- 8時間は仕事
- 8時間は睡眠
- 3時間は食事(朝食、昼食、夕食に各1時間)
- 残りは5時間
この残された5時間で”何を”するのか...
仏師:松本明慶さん(まつもと みょうけい さん)
...「一日二十四時間を三で割ると、八時間ですね。食事と睡眠に八時間、仕事に八時間だとしたら、残りの八時間は絶対に自分の時間として確保し、何よりも大切に使うことが大事なんです。...
PHP No.897 ヒューマン・ドキュメントより
ヴァイオリニスト:高嶋ちさ子さん
番組【ザワつく!】の中で自身が考える時間管理を御子息に説いたコメント
- 1日は24時間
- 誰にも平等に与えられている
- 24時間の中で人よりも何を1つでも多く手を出せるか
予定は前のめり、前倒しでこなし追加出来るなら追加する、そしてこなす
人より多くやらなければ勝てないし、差がつかない
(※高嶋ちさ子さんの表現は番組と少し誤りがあるかもしれませんが、だいたい一致していると記憶しています。)
私は著名人達ほどなにかものすごく大きな結果を残したことはないが、自分にあう時間の管理、配分は見つけることが出来た。
例えば英語の独学に挑んだ時、夕食を終えてから英語の課題に取り組むと当然だが眠くなり効率は悪い。かといって夕食を後回しにすることも試したが空腹感が時間と共に増し効率が下がった。
アプローチを変えるためには夕食、雑用を終わらせてすぐ寝る。
日によって眠くならない時もあるが、布団にもぐれば必ず寝てしまう。
食欲と睡眠を先に終わらせてから取り組みたいことを全て朝活に充てる。
これが自分にはしっくり来たようで効率よく結果に繋げられた。
いまでもこの時間の使い方は継続出来ている。
何か新しいことを始めると大抵「継続」が一番の壁となる。
何かが原因で理由を作ってしまい「継続」が断たれる。
そんな時必ず手に取っていた本が【覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰】これを1ページだけでもいいから眺め、読むと気持ちにリセットがかけられる。
この本を本棚から手に取っているときは何かから逃げようとしている時だ。