升野 英知さん:現バカリズム、コンビ解消後もピン芸人としてそのままバカリズムを名乗る。お笑いタレントだけにはとどまれない多彩で多才。
現在公開中のドラマ【ブラッシュアップ ライフ】脚本担当
ドラマ公式サイトでは「普通のドラマっぽくない感じにしたい」とコメントしている
ドラマタイトルに関しては「やり直す」でいろいろ調べていき決まったそうです。
日テレ公式サイトより
公式サイト内の記事冒頭に升野さんのコメントとは別で「タイムリープヒューマンコメディー」と書かれ表現されている。
ここで私は頭の中でタイム”トラベル”がテーマの過去の作品とタイム”リープ”の過去作の記憶が蘇った。
後で気づいたが【時をかける少女】が連想出来なかったのは、予告編しか観たことがないからだろう。
【バブルへGO!!タイムマシンはドラム式】2007年の作品。広末さん、阿部さんのタッグ。日本経済を救う為に過去のバブル期へ行くお話。
【JINー仁ー】2009年の作品。幕末にタイムスリップした医師の活躍などのお話。
【青天の霹靂】2014年の作品。劇団ひとりさん書下ろし小説の映画化。主人公が両親とのあれやこれやで過去にタイムスリップしてどうこうしたお話。
...と多々ユニークな作品は存在しているが今回のような「実はリセットボタン押せるよ」は驚愕ですよね。
流れとしては...
- 事故で亡くなる
- 死後の世界で案内人と今後について話す
- 全ての記憶を残し30歳ぐらいまでの未来を知ったまま人生をやり直す
現在これを2回繰り返し、人生としては既に3周目をスタートさせる。
正直、チートです。
なんだかんだ同業者はこういった作品も練った時はあったんだが実際に着手するまでにはいかなかったと私は推察。
しかし、升野さんは現実に映像化しドラマとして成立させた。これ勝ちですよね、私としては誉め言葉で「やったもん勝ち」。同業者はゾッとしただろうし、開いた口が塞がらなかったのではないかと想像しています。
ノスタルジックあり、コントありのオンパレードでセリフも細かい箇所で笑いを拾ってきますもんね。
そんな見どころ満載の中に私が1番目を光らせているシーンがこちらである。
アサミの1周目の人生でミホの誕生会&アフターカラオケのシーンやりとり他、3話目で「友人の恋愛を説き伏せ、なぐさめる練習」などは著:石原まこちんの漫画「THE 3名様」の世界観に一瞬で連れて行かれた。
この「THE 3名様」は人気が出て実写版DVD化されたが、やはり味わい深いシュールさは漫画を読み自分でセリフを積んでいかないと体験出来ない面白さだと私は思う。
あまりにもアサミ含む幼馴染と3人での会食、カラオケボックスコントが「THE 3名様」を匂わせる。間違いなく個人的主幹だが升野さんは「THE 3名様」を素通りしたことくらいはあり、頭の片隅に隠れ残っているのではないか。
近々、升野さん(バカリズム)著の書籍は手に取ろうと思います。
さ...4話目がまた楽しみですね。